ヌークシオの森

日曜日。ヨーロッパだって同じ日曜日なのが不思議です。7時に起きて今日もコーヒーをいただいていると、リクさんと息子のダニエルも起きてきました。私が「ヌクーシオに行く」と言うとリクさんが首をひねるのでTPが「パーク」と言うと「あぁ、ヌークシオ!あそこは私たちにとって特別な場所だよ、子どもの頃から何度も行ってる」とのこと。ヌクーじゃなくてヌークね。リクさんたちは今日、息子のサッカーの試合だそう。じゃあ行ってきまーす、モイモイ!

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中央駅のロバーツコーヒーで朝食。ヘルシンキで有名なコーヒーチェーンだそうです。日本ならドトールかな?

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昨日、散歩の途中で切符の買い方を練習しておきました。スムーズに電車に乗っていよいよヌークシオの最寄り駅、エスポーまで、約30分。ガラガラの車両には、ひと駅ずつ、ポツポツとリュックや歩行のスティックを持ったひとたちが乗り込んできました。地球の歩き方には、エスポー駅前のスーパーでソーセージを買えるとのことでしたが、いつものコンビニ(Kマーケット)しか空いていません。仕方なく、ソーセージ入りのホットドックをテイクアウトしてみます。

 

駅前から245番のバスに乗って(電車が到着すると、バスが来る仕組みらしい)、運転手さんに「Haukkalammentie」と書いたメモを見せて「ヌークシオ」と言います。同じ乗客の女性が助け舟を出してくれ、無事チケットを買います。4と4。2人で8ユーロ。助けてくれた女性が、どのコースを行くのかと尋ねてくれます。A(赤色が目印)が2.4キロ(1時間30分)、B(青)が3.7キロ(2時間30分)、C(黄)が7.2キロ(4時間)の3コース。青と答えると、女性(マリさんという名前だそう)は自分のスマホでコースを見せてくれ、自分はヌークシオ国立公園(マリさんはナショナルパークとか言ってた)の職員、バス停からコースの入り口だけでも片道2キロ、往復4キロだからAコースにしておいた方がいい、Aコースだって十分キレイ、何なら帰りはナショナルパークの施設があるハルティア(Haltia)に行っても2.5キロくらいだからとアドバイスをくれます。サイクリング用の運動着で、自転車と一緒に乗ってきたマリさん。スポーティーな彼女、プロのアドバイスだから素直に従います。まずマリさんがHaltiaで降りて、私とTPはHaukkalammentieのバス停まで。マリさんとの会話を聞いていたらしい、バスの乗客のひとがバス停はここだよ、コースの入り口はあっちだよと教えてくれます。キートス!

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もう周りの景色は、緑ばっかり、ときどき別荘、芝生。砂利道を歩いていると、森の方から車が何台もやってきます。土曜の夜に森でキャンプしたんじゃないだろうか?半袖でも十分、日差しが強いので帽子を被って、同行者もなくTPとふたりだけ、たまにすれ違うのは車だけの道を、てくてくあるき続けます。

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やがて森の入口、駐車場が出てきて、木に打ち付けられている赤い板の目印をめやすに、歩き始めるとすぐに湖が出てきました。トイレは入り口にしかないというのでちゃんと立ち寄ります。バイオトイレと書いてあるポットン式のトイレ、驚くほど臭いがありません。水道水を汲める蛇口もあって、水筒に補充して歩きます。

誰でも、そこにある薪を使って自由にバーベキューをしていいという場所が2つ。TPが「あそこにおるの、日本人みたいよ、日本語が聞こえた」と言うので、せっかく遠い場所で出会った日本人同士、声をかけないのもナンだなと言って、挨拶をして一緒に焼かせてもらいます。私たちが、ソーセージを買えずにホットドックを買ってきたと言うと、ちょうど良かった、2本余ってるんですよ、良かったら食べて行ってくださいとのこと、何だか催促したみたいでスミマセンとか言いながら有り難くいただきます。そのおいしいこと!!!フランクフルトソーセージみたいな、大きくて皮がパリッとしていて、ジューシーで。どうやらご主人の転勤でヘルシンキに来ているそう、今日は長崎から主人の母と妹、その娘が来てみんなでピクニックしているんです、とのこと。私たちも九州ですよ!と盛り上がります。お義母さんたちを案内するのに、昨日はシベリウス公園のカフェでシナモンロールを食べたそう。じゃあ私たちも行ってみます。冬に来たときは、この湖も全部凍っていて、知り合いの子どもからソリを借りてすべった、フィンランドの冬は毎日が灰色、本当にウツになりますよ、今週からようやく晴れて、本当にいい季節にいらっしゃいました、やっと野菜も出てきたし、キュウリや、アスパラガスも出てきたし、フィンランドのアスパラガス有名なんですよ、今が一番いい季節ですと言われてうれしくなります。長崎名物、福砂屋のカステラや食べだすと止まらないフィンランドのポテトチップスまでいただいて、お腹いっぱいで、また歩き出します。名前も聞かなかったけれど、とてもうれしい出会い。キートス!

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広い広い森だから、ほとんど誰ともすれ違わずに貸し切り状態で歩きます。

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ちょっとした坂道で、急に自分がプロゴルファー猿になったような氣がして、山道を駆け上がってみます。おーい、急にどうしたとー、と遠くからTPの声。

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駆け上がって、丘の上の眺めを堪能します。

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赤い目印のAコースもそろそろ終わり、そうだマリさんが言ってたHaltiaに向かいましょう、3キロくらいらしい。倒木が何本もあります。根こそぎとはこのこと。それにしても、マリさんが氣楽に進めてくれたように思える道でも、山あり谷あり、砂利道あり、絶景ありの素人にはなかなかハードなコース。

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途中からだんだん無口になって、水筒の水も残り少なくなってトイレにも行きたくなって、道なき道になって「マリ・・・」とか思います。ようやく、マリの勤める施設、ネイチャーセンターが見えてきて。受付にいたマリに「歩いてきましたよ、ありがとう、すごく素晴らしい体験だった」と心からお礼を言います。マリが「上のカフェに行った?」と教えてくれたので、カフェで休憩。絶景なのに写真も撮るのを忘れて、ひたすら身体を休めます。またマリにお礼を言って、TPはマリから帰りのバスの時間を教えてもらって、私はマリのピアスがとても素敵なので同じものを買って(本物の花が入っている丸いピアス)、バスに乗って駅まで。エスポーまでと言うと今度の運転手さんは「ヘルシンキ中央駅まで戻るのか?」と何度も聞いてきます。何でだろう?と思いながらまた8ユーロ払って切符を買って。エスポー駅でヘルシンキ中央駅までの切符を買って。どうしてバスの運転手さんがどこまで行くのにこだわったのか、よく考えてみました。そして地球の歩き方をよく読んでみると、どうやらゾーン内の切符は時間内ならどこまで行っても乗り降り自由、トラムもバスも電車も乗り放題だと書いてあります。しまった!行き帰りのユーロを損した!

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試しに、電車のチケットでトラムとバスに乗ってみると、チケットを見せるだけでそのまま乗れてしまいました。損しちゃった!フィンランドの夜は長い。いつまでも日が沈まない。リクさんおすすめのサウナに行ってみると、予約でいっぱいとのこと。明日の予約をして、バーで一杯飲みます。(ひ〜、ビール1本1200円くらい!)

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またバスで中央駅まで戻って、カンピ駅周辺を散歩。中古DVD屋さんがあるけれど、リビジョン?だか何だかの仕組みが違うようなので買いません。

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またトラムに乗って。リクさんちまで戻ると、末っ子トーマスひとが暗い中、子供部屋でインターネットゲームをしています。ハーイと挨拶すると一応、ハーイと返してくれます。子供部屋(だけでも私とTPの住むアパートと同じくらいの広さ)の奥に、もうひと部屋あるよう。2日連続で買いそこねたビールをKマーケットで買って冷蔵庫に入れて。

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トラムに乗って、リクさんおすすめのレストラン、ELITEまで。地元の料理が食べられるとのこと。

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ウェイターおすすめのアスパラガス、やった、アスパラガスが食べられる!自家製マヨネーズソースがおいしいこと。とにかく物価が高いから、前菜もひとつだけ、お酒も頼まずに水だけ、「料理はシェアしてもいいですか?」と聞くと快くノープロブレムと答えてくれます。ところがどういうわけか、前菜が2つ出てきちゃった、でも美味しいからいい。

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サーモン・・・フィンランドのサーモンってどうしてこうおいしいんでしょう、冷凍していないからかな?

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トナカイの肉。クセは無いのに、肉の味がしっかり。それにしても、歩き疲れたからでしょう、老夫婦のようにTPと黙り込んで、目の前のドリンクだけ頼んでいる客たちを眺めるだけ。TPに念のため「不機嫌?」と尋ねてみると「俺もあのおじさん見習って、ボーーーーっとしとったと」とのこと。

 

どうやらフィンランドのひとたちは、酒をガンガン開けてアッパー系の飲み方はせずに、1本だけ頼んだビールの小瓶、1杯だけ頼んだグラスワインを、ちびちびと、ゆっくり、私たちの食事が終わってもまだゆっくりボーッとしているほどのゆっくりさで飲んでいます。

 

とにかく夜の11時前にならないと暗くならないから、もう今が何時かわからなくなります。今やすっかり我が家のリクさんちに戻ると、誰もいないのかシーンとしていて、冷蔵庫にはゆでたパスタが鍋ごとあります。シャワーを浴びて、洗濯機を借ります。TPはベッドに倒れ込んで眠ってしまいました。洗濯が終わるまでの1時間、部屋で手帳を書いたりします。ピーッと鳴って洗濯が終わりました。部屋を出ると、電氣を点けない部屋でまたリクさんがソファーでタブレットをしているので、あら、帰ってたんですねとか会話。驚かしてごめん、もうひとつ玄関があるからそっちから帰った、ところで今日は、ちょっとこっち来てとヨット(リクさんの趣味)の帆をペンキで塗ったものを見せてくれます。そこからリクさんと15分ほど立ち話し。リクさんは、4年間アジアにいたってプロフィールに書いてましたよね?勤務先のホテルの転勤でマレーシアにいたんだ、そこからタイやインドネシアベトナムなんかを旅行して、あなたたちの部屋の絵もマレーシアで買ったもの、アジアの何が好きって、ひとつずつ違う、どの国も特徴があると言うので、私も今回そのことを思ったんです!スペイン、イタリア、ドイツ、オランダに行きましたが、特にイタリアとかはカフェに入っても自分たちのお喋りばっかりで、わたしたちのことは見てもくれないことがあったと答えます。リク「まさにそう、それが彼らのいいところでもあり、悪いところ。観光客が多いから、あまりかまってられない。特にフランスなんかは、フランス語を喋れないとわかるとシッシッ(手で追い払う仕草)と店にも入れてくれない」「でもフィンランドは、本当に皆さん、親切で、自然に応対してくれますよね」「フィンランドはまだ観光客を受け入れて20年くらいしか経っていないから、来てくれるだけでうれしい」「日本人と似ていると思いました」「そう、主張する方じゃないし、優しいし、家で酒を飲む」「あはは」「ところで、ペンキの臭い、きつくない?」思わず長話してしまったものの、もしかするとリクさんはそれだけを聞きたかったのかも知れない。恥ずっ。

 

「あ、そうだ、重要なこと。実は明日、急にドイツに出張になって、息子たちは母親の家に預けるから、君たちだけだよ」と言うので、へっ?残念ですと答えます。アパートの鍵は、テーブルの上に置いておけば良いそうです。

 

乾燥機もあるけれどもう夜も遅いから上の階からクレームが来ると、室内用の物干しを貸してくれました。

 

部屋で缶ビールを飲んで、TPも起きて来ないので眠ることにします。だってもう夜の11時30分なんだもの。明日は私たちだけか、ちょっとうれしいな、いや、とってもうれしいな。のびのびと過ごそう。

ちゃぽん、からの開放感

夕べ、TPは10時半、私は11時には寝たでしょうか。夜中に一度トイレからTPが戻ってきた音で起きて、TP「俺、もちろん何十分か我慢したよ、いつトイレに行くべきかって」ヨーロッパならではの重厚なドアのガタンッと閉まる音をアパート中に響かせながら、私も続けてトイレに行って帰ってきます。だって評判のいい民泊先なんだから、日本人がこれくらいおとなしく過ごしていたって、アメリカ人とかスペイン人だったらもっとバタバタガタガタ音を出して自由に過ごしているでしょう、と架空の宿泊者を思い浮かべて勇氣を出して。二度寝して朝起きると、9時を過ぎていました。

 もう家主のリクさんも、家族の男の子たちも出かけた後かな?まずは昨日洗っていない臭い頭を洗います。先にシャワーを浴びたTPが「シャワーの使い方、全然わからん!」と蛇口をひねると腹にブシューっと水が出て、もう少しひねると今度は足元だけから水が飛び出す複雑なシャワーに参ったと這々の体。私もブシューとかプシャーと乗り越えて、何とかシャワーを浴び終えます。

フィンランドは嬉しいことに「水道水が飲める(とっても重要!)」から、水筒に水を汲んだり、自由に使って良いというコーヒーメーカーでコーヒーを淹れて飲んだりしていると、やがてリク&息子たちが起きてきました。まだ寝てたのかっ!というより、そもそも家に居たのか!

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カンピ礼拝堂。カンピ駅の真ん前です。日本語の案内チラシには「礼拝堂は11.5メートルの高さがあり、3種類の異なる木材でできています。礼拝堂の外壁はトウヒでできています。外壁は、ナノテクノロジーを使用する特殊なタイプのワックスでコートされています。内壁は加工され形を整えられたハンノキで。また礼拝堂の建具と内扉はセイヨウトネリコでできています。礼拝堂の天井には石こうボードを含んでいるため、防音効果があります。祭壇の十字架像は、銀細工師のAntti Nieminen(アンッティ・ニエミネン)により創られました。絹の室内装飾品は、織物アーティストのTiina Uimonen(ティーナ・ウィモネン)の手になるものです」などとあります。このところ、私はシンプルだからって何さ?の心境でいましたが、この礼拝堂で、静かに椅子に座ってただ目を閉じていると、極限までシンプルだからこそ、天上のどこかとパイプで直接つながるような氣持ちになりました。礼拝堂の中は撮影禁止(なのに西洋人たちはスマホでパシャッと写真を撮っていたりする)。とりわけ、礼拝堂に置いてあった石を模したクッション・・・その完璧さ・・・なぜ今まで出会わなかったんだろうとすら(丸い石だ大好きだから)、うなだれて、礼拝堂を後にします。

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TPが、ヘルシンキを堪能しようと一所懸命予定を立ててくれているものだから(涙)、お次はかもめ食堂にも出てきた有名な書店です。TP「アアルトのカフェのベリーパイがおいしいって。ベリーパイ食べたいな、ベリーパイだけでも食べにまた来るかも知れんよ」

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昨日、キャビンアテンダントさんが教えてくれた公園通りで(おそらくここが中心の通り?)、日本の太鼓が披露されています。外国で聴く和太鼓のリズム、フィンランドのひとたちが、相当練習を重ねてきたであろう立派な演奏、それを見守る現地在住であろう日本人のひとたち、誰もが法被を来て、当たり前のように和太鼓の演奏を見守っています。どういうわけか、涙が出てきました。海外で暮らして苦労することもあるだろうに、ここにいる日本人のひとたちは、地元のひとと心からの交流を重ねて、彼らも和太鼓に興味を持ってくれ、お互いに理解しようと努めてくれていること、立派な舞台で堂々と演奏してくださっていること、そのあれやこれやが、優しいひとたちだらけのぬくぬくとした職場で、ちょっとマウンティングされているからってお腹を壊してズル休みするような私、ヨーロッパが怖いからってTPにフィンランドなんか行きたいと思ったことすらない(ロシアに行きたい!)とか言った私、そんな私がスーーッと、他人から見た自分のように遠く、足の底から養分を吸い取るように確かに、私、生きている!私、もう怯えたりしない、喧嘩上等!みたいにしっかりと、立ち上がってきたのです。フィンランドの皆さんの和太鼓演奏、最高です。もう和太鼓に感動しているのか懸命な姿勢に打たれたのかよくわからなくなって、喉の奥がグーッと痛くなって涙がジワーッとあふれるだけ。

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TP計画では、昨日お茶した港沿いのオールドマーケットで遅めの朝食(サーモンスープ)を食べようとのことでしたが、11時にならないとスープは出せないと言われたのでおとなしく近所を散歩したり、外で一服したりして30分待ちます。

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 サーモンスープ?というよりこのカフェ第人氣。

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 うめー!サーモンプリプリ。やさし〜い味。(でも13.8ユーロだから!1500円くらいするから!)

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高級スープを堪能して、トーベ・ヤンソンさんのアトリエ跡の記念碑を通って。

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デザイン博物館へ。何とまあ、今日はアートの日だかなんだかで、入場料無料とのこと。私達はラッキーです、と言って受付のひとたちもクスッと笑ってくれて入場。イッタラとか言ったって、元々は木型で作っていたんだから。すごいことです。

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どうやら展示の内容は、世界各国の手仕事、みたいな感じ。メキシコのアルミ細工に胸を打たれます。何より、このりんごの木彫りは日本の方の作品だそう!!

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そして、近くの教会でひと休み。

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結婚式がありました。

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ついに、かもめ食堂へ。本当にかもめ食堂があるので驚きます。コーヒーおいしい。

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歩いて歩いて、選挙ポスターもフィンランドならおしゃれだなーと思いながら。

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ムーミンが住んでいそうな建物を見て。

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外壁工事の足枠、れんこん型の金具をつなげるんだと興味深く思います。

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フィンランドはようやく冬が明けたよう、短い夏を堪能しようと、どの街角のどんなに小さい芝生でも、誰もがゴロゴロ、ゴロゴロと寝転んで太陽を浴びています。特に帽子をかぶっているのはアジアからの旅行者だけ、西洋人は地元のひとも旅行者も含め、誰も帽子などかぶっていません。むしろ顔が真っ赤っ赤に焼けただれて、皮がむけているひともチラホラいます。日光を本当に大切にしているよう。芝生に寝っ転がるのだって、着ているジャケットを敷物にして、ものすごい日常感。

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昨日予約でいっぱいだった、TPがどうしても行きたいというフィンランド料理のビュッフェの店へ。まだ夕方の16時だから、余裕で入ることができました。

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サワークリームって、こんなに美味しいものなんだな、ビーツも、じゃがいものスープも、素朴な焼き菓子みたいなものも、トナカイの肉もトロトロのポークもビーフも、お腹いっぱいに堪能します。何と言っても物価が高いから、飲み物はウォータープリーズでしのぎます。ヨーロッパのレストランでTPも私も縮こまっているのでしょうか、お互いの声が聞こえずに「えっ?」「何て?」と聞き合いながら、優雅なビュッフェディナーを自分たちなりに味わいます。そして、アキ・カウリスマキ監督が通ったという映画館で、映画館特製のトートバッグを買います。10ユーロ。またカンピ駅まで戻って。ヘルシンキって結構歩ける、歩けば歩くほど土地勘が出来てくる。

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朝、出かける前にTPが「今日はフィンランドのサウナに行くけん、水着入れときー」と言うので背負ってきたリュックに昭和初期のような膝上パンツの水着を詰め込んではいたけれど、まさか昨日眺めた中心地の港にあるサウナだとは思ってもみなかった。テンション低めに、でもこれも体験だからと入場します。「水着とバスタオル持ってる?」と受付でノリノリで聞かれたので「イエス!」と答えると「パーフェクト」とノリノリで返してもらいます。入館の印の腕にはめるストラップで鍵をかける式のロッカーとか、どこがサウナなんだかわからないアタフタを何とか乗り越えて、水着に着替えてTPとの待ち合わせ場所に行くと「君の旦那さん、あっちに行ったよ、ブルーパンツの男性だよね?」と言われて行ってみるとブルーパンツの中国のひとが出てきて、また待ち合わせ場所まで戻って、TPが「全然わからん、全然仕組みがわからんで何でかわからんけどシャンプーしちゃった」とビショビショでやってきて、バタバタしながら 何とか、男女別のサウナまで。

小さめのサウナの入り口には、なぜか下半身だけスッポンポンの女性が多数、おずおずと入るサウナも大入り満員で入り口で順番待ち、ヨーロッパの女性たちがさりげなく氣を配ってくれて、次はあなたの番よ、あそこに座るといいわ、みたいな感じで目配せをくれます。何だかアジア人を優しく迎えてくれてありがとうございます、とじんわりうれしくなります。

汗がダラダラ出るまでたっぷりとサウナに入って、シャワーで汗を流して、外のプールに出て、ちゃぽんとつかったところ・・・

何て氣持ちいいとー!!!???

まるで生まれ変わったみたいな氣分、いえ、生まれたての頃を思い出すような氣分、ダサい水着も、せり出した下腹も、周りから丸見えなことも、もうどーーーでもいい、ただただ、開放感が溢れ出て、全身で「生きているって楽しい〜」となったので心底驚きます。

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あれほどサウナは怖い、行きたくないって言っていたひとは、もうすっかりサウナ通で。

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ヨーロッパのスズメはやっぱりほっぺたの黒丸が無いなと思ったり。

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カンピ礼拝堂で、写真を撮ってもらったり。とにかくサウナとプールに入って、シャンプーもしたからもう氣を遣う民泊先でシャワーを浴びる必要はないし、

 

今日は昨日よりも早い夜の9時過ぎに帰宅。そして近所のKマーケットではまたしても残念、9時までしかアルコールを売っていないと教わってがっかりします。でも私は、念のために昼間に買っておいたウィスキーがあるから、少しだけ安心です。TPはコカコーラの1.5リットル2.5ユーロを抱えての家路、今日もまたリクさんは電氣を点けずにソファーに寝転がってタブレットで何かしていて、3男のダニエルは子供部屋でネットゲームをしています。ハイ!リクさん、今日はカンピ礼拝堂やらサウナやら行ってきましたよとシンプル英語で報告して(父親じゃないのにさっ)、ウィスキーを水割りでグビッと飲んで、また夜は更けて行きます。TPは即、完落ち。私は1時間ほど今日のことを思い起こして、脳内リピートを済ませて、それから完落ち。それにしても、フィンランドのサウナ、最高だったなー!!!!!!!!!!

 

 

フィンランドのリクさんち

うーんと早起きして、地下鉄に乗ってバスに乗って成田空港まで。TPが「怖い」とバスの前席のひとの手を氣味悪がっています。

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何でフィンランドなんか行くことになったっちゃろう?JALとフィンエアーの共同運航便、今回やっとこさJALカードに入ったので、生まれて初めてのマイレージをゲットします。空港で両替した9500円がたったの75ユーロになっちゃってガーンとなります。1ユーロ126円くらい。

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フィンエアーに乗って時計を6時間戻して。今回は席に余裕があるそう。シートベルトのサインが消えた瞬間に、誰もが空席に移って、思い思いに本を読んだり、手すりを上げてゴロンとなったりしています。ヤッター、寝て行ける!TPも席を移って、手を振り合って合図します。

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機内食を食べてぐーぐー眠って。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)
 

最初に読んだときには頭に残っていなかった、フィンランドが出てくるという小説をキンドル君に入れて再読して。 

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朝ごはんを食べて、もらったおやつのチョコを食べて(旨っ)。

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唯一の日本人キャビンアテンダントさんが「フィンランドはお天氣が良いようで、良かったですね」と言います。フィンランドの文房具を買ってみたいと言うと「ストックマンとかいいんじゃないでしょうか」明日はメイン通りで日本のお神輿も出るそうですよ、国交100年の記念とかで。いい情報ありがたい。メイン通りってどこだろな?

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何ということでしょう。空港から電車(ひとり4.6ユーロ)に30分ほど乗ったらもうそこはヘルシンキの中央街でした。終点の中央駅で、すぐにジャンパーを脱ぎます。暑い暑い。

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私はすぐにでもカフェでコーヒーでも飲んでひと休みしたいけれどTPが「最初にどーんとフィンランドに来たーって思うようなところに行きたい」と言うのでヘルシンキ大聖堂へ。駅から徒歩10分くらい。

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大聖堂の中で、どうかこの旅をお守りくださいと祈ります。

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歩いてすぐの港へ。何じゃこりゃ!

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かもめ食堂のひとたちも仕入れに来ていた港の市場へ。

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TPが「あそこがイッテQで有名になったサウナって」と言うので、こんなところで水着になってプールで泳いでいるひとってすごいな、と思いながら眺めます。

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港でやっとコーヒー。自分で選んだサイズの紙コップを取って料金を後払いするセルフサービスシステム。ミートパイひとつとコーヒー2つで8ユーロ。高いような氣がする。f:id:monna8888:20190517213804j:plain

フィンランドは亀とか犬とか熊とかのセメントの置物が多いようです。たいていの動物の背中には何らかのポールがぶっ刺してあります。

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エスプラナーディ公園へ。ベンチがたくさんある街路樹に囲まれた敷地に、銅像がいくつか並んでいます。芝生に座っているひとたちもいっぱいいます。かもめもいっぱいいます。というより、かもめだらけです。

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フィンランドの官製はがきを買いたい。店員さんは、ニコッとしてくれて感じが良いのでホッとします。ホワイトのはがきは無いかと尋ねると、ない、絵葉書だけとのこと。売ってあったムーミンの絵葉書を3枚買います。日本までの切手も3枚買います。フィンランド時間でまだ16時。エアビーで予約した宿はチェックインが17時だから、宿近くの公園でボーッとして休みます。日本ならもう夜の10時だから眠たくてボーッとします。Kマーケットというコンビニでビールひと缶、3.4ユーロ。

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宿のオーナー、リクさんから教わった通りのセキュリティーコードで建物の入り口を開けて、階段を上がります。いかにもヨーロッパ。

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教わったキーボックスの中の鍵で玄関を開けて、ハローと声をかけると台所からニコニコ顔のリクさんが出てきました。リクさん、仕事じゃなかったのかな。「まずは荷物を置いて、それから家のツアーをするよ」とのこと。エアビーのレビューではたいそう清潔との評判でしたが、それほど掃除は几帳面でなく普通の印象です。海外のひとのレビューは、すごく褒めるらしいと職場の誰かが言っていたことを思い出します。

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部屋から玄関を見ると、男の子が4人もいる家だから、カバンも放り出してあります。よしっと氣合いを入れてリクさんに挨拶。空港で買ったお土産、白い恋人の12枚入りを渡すと喜んでくれ、息子のトーマスくん(3男)を呼んでお礼を言わせたりしています。シャイなトーマスはそっと手を出してくれるので握手をします。「トーマスはテレビゲームの続きをやりたいんだよ」次男の長男のニコラスは彼女の家にお泊り、4男はママの家にお泊り。やがて次男のダニエルもサッカーから帰ってきて挨拶。リクさんからつたない英語で何とかおすすめの場所やレストランを聞いて、トイレを借りて、部屋に戻ってビールを飲んではがきを書いて、ひと休みして。18時、よし、ヘルシンキの街を歩こう!腰を上げて外へ出ます。リクさんにも「行ってきまーす、モイモイ」と言って街散策です。

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ヘルシンキのショーウィンドウは、ガラス瓶に商品を放り込んで飾るスタイルが多いよう。あっちもこっちも、ガラス瓶に何かを放り込んでいます。商品が無い美容院のような店は、ガラス瓶に花を入れて飾っています。

それにしても、フィンランドにおるって嘘みたいやね。街を右から左に、東から西に、北から南に、歩いて歩いて歩きまわります。リクさんに教えてもらったフィンランド料理の店は、予約でいっぱい。TPが地球の歩き方で見て行きたいと言ったレストランも1時間待ち。どうしようかねー、でもお腹もそれほど空いてないねーとか言いながらぶらぶら、ウロウロ。

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カウリスマキ兄弟がつくったというバー、カフェモスクワへ。店の名前が出ていないから探すのが大変。まさかここが?の賑やかな店が、カフェモスクワでした。乾杯。ビールも1杯1000円くらい。何でもかんでも1000円くらい。

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そのへんを歩いていた郵便局員さんに、ポストはどこですか?と聞いて教えてもらった、カンピ駅のポストで絵葉書を投函して。

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もう夜の9時。日本なら・・・(明け方の3時!!)TPが、もうバーガーキングでもいいか、と3回くらい言うのを何とか止めて、ここでしか食べられないようなもの、駅ナカのファーストフードでトルコ料理?らしきものを。ひと皿1500円くらい。サラダと豆コロッケ、チーズがたっぷり乗っています。「俺、相当疲れとったんやね、もし次バーガーキングとか言ったら、ほっぺた引っ叩いて」

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もう夜の10時近くよー、それなのにまだ明るくて。Kマーケットでビールを買おうとすると、時間帯でアルコールの販売は終了と言われて心底がっかり。民泊というのは、氣を遣います。あまり遅くなってもねーと宿に戻ります。リビングでは、リクさんが電氣をつけずにソファーに寝転んでタブレットを見ていました。ハーイ、そう挨拶して遅くなってごめんなさい、と言うと、ノープロブレムとのこと。ホッ。シャワーは明日の朝浴びますとか言って部屋に戻ります。パジャマに着替えてベッドに寝転んで、なんだかトイレも遠慮しちゃうな、とか考えていたら、すーーっと眠っていました。

フィンランドの荷造り

旅程*******************************
往路:5月17日 NRT(JL6809)09:50発→13:50着 
復路:5月21日 NRT (JL6800)17450発→09:05着 (5月22日)

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明日の早朝から、フィンランドヘルシンキに4泊、帰りの飛行機で1拍。

仕事から帰って、とにかく荷造りします。今回はなるべく荷物を減らす方向で。なぜ一度も行きたいと思ったことのない北欧へ?それはTPが決めたから。とにかく物価が高い国だから、短い期間こそ北欧に行こうとのこと。それも運命。諦念。

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それはさておき、今日は前の職場の同僚、Hさんと待ち合わせてランチです。前のおつとめさきを辞めるとき、HさんとTさんが同じピザ屋で、送別ランチをしてくれたのです。何て美味しいんだろう、そう思ったいい思い出のあるピザ屋さん。Hさんが結婚すると言うので。f:id:monna8888:20190516115643j:plain

Hさんとは、キテレツな上司やら、パワハラな系統やら、ねじれた人事やらを乗り越えてきた色んな思い出があるものの、ちょっとした会話やら、みんな辞めた後でのOB会やら、いつ会ってもニコニコと楽しい会話、そんなHさんが、結婚。10年前に同級生に知り合いが演奏するからと誘われて行った、音楽(ハンドベル)のコンサートで出会って、数人で飲んだりしていたけれど、そのうちに付き合うことになって結婚することになったそう。奥さんは50カ国を旅行したことがある方、旅行好きのHさんとぴったりだとうれしくなります。

明日からフィンランドに行くと伝えると、奥さんはまさかのフィンランド関係の職場にお勤め、でも本当はウズベキスタン関係の仕事をしたいとのこと、とっても縁があるわーとますます嬉しくなります。またこれからも何度も、何回でもランチやら飲み会やらでお喋りするのが楽しみだなー

 

さて、グーッと集中して残業して仕事を済ませて、ふわふわと帰宅して荷造りして、今回は通勤リュックで何とか乗り切る作戦、とにかくパスポートさえ持っていれば何とかなるだろう。夜、TP弟のSちゃんと電話、大分のTPパパについてお喋りして、氣がつけば30分も話していました。明日は、4時半起きだそうです。飛行機に乗ったら時計を6時間戻して、現地の昼過ぎには到着するらしい。ユーロの国の物価はとーーっても高いので、またTPはユーロ痩せするかも知れません。ドキドキ。

脱毛と散髪

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ズル休み後の定休日。TPの朝ごはんはハムサンドです。粒マスタードたっぷり。

 

今日は、前から予約していた脱毛(口周り)と、美容院(白髪染めとカット)の日。昨日ズル休みした罪悪感を振り捨てるように、新橋から新宿へ、産毛を光脱毛してもらって、白髪をバッチリ染めてもらいます。せっかく安心できる美容院を見つけて喜んでいたのに、どうやらサイトで確認すると、その美容院を辞めてしまったのか、たいそう口コミの悪いひとしか残っていないので、別の美容院をネットで検索しまくったのです。徒歩15分以内で、カット例がキャバクラ風の髪型ばかりじゃなくて、ちゃんと相談できるところ。幸い、徒歩10分のところで見つかった美容院。担当してくれた男性が、髪型がとても自然なのにすごく似合っているひとだったので、安心して切って、染めてもらいます。カットと毛染めで8000円ちょうどでした。

 

うれしいな。髪の毛は軽いし、口周りの産毛もナシ、口の右下のホクロから生えた太い毛も絶滅。私はこうやって、泥を吐き出して、美容院や脱毛でスッキリできるけれど、私を攻撃してくるひとは、どうやってスッキリしているんだろう。攻撃せんで!とこちらが攻撃的になったら、少しはマシになるかも知れません。奥深いわ、人生って。

(備忘:レーザー脱毛履歴→両脇:7、膝下:3、口周り:5)

ズル休み

登校拒否児発動!

もう今日は、また意地悪されたら嫌だからお仕事行かない!

頭痛と言ってお休みをもらいます。 この弱気が、彼女のイライラに火をつけるんだ、でももういい!

ゆる~い禅 - 一日一禅!  今日からはじめる -

ゆる~い禅 - 一日一禅! 今日からはじめる -

 

 とはいえ、弱くなった心で、禅の本をダウンロードして読みます。少し強気で行くか。

私は、少し弱るとすぐに舐められがちだけれど、心の底で自由な山猿が泣いています。山猿をもっと出して行くしかない、そう思っています。今日はズル休みしたけれど。こんな平凡な私を攻撃するひとの氣持ち、反対側から考えてみようかな、やっぱり世の中は、バカは嫌い!山猿は嫌い!みたいなひとがいるのかな。

嫌われ門子の日常

朝、電車遅延でものすごい混雑。「この車両は、温泉」と思い込む作戦で、何とかパニックにならずに通勤できました。珍しく、オフィスに向かう道で、あらOさん!あらKさん!とバッタリ。電車遅延でものすごかったねー、すっごいストレスやったねーとか言いながら。私は「昼ごはんのキムチスンドゥプチゲのことだけ考えて乗り切った」とか宣言して笑ってもらいます。

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なので、キムチスンドゥプチゲ。左手でご飯を食べる修行もずいぶんサマになってきました。穏やかな月曜日、と思いたいところでしたが、どうやら、機嫌によって私のだけを無視しているような、小さいミーティングでも他のひとの意見には過剰に食いついて私の意見だけ全否定してくるようなひとのことが、特に今日はご機嫌斜めなのか、ちょっとした仕事の会話でも全否定されてしまうことが、ずっしりと、仕事辞めるしかないかな、みたいにのしかかってきて、悲しくてたまらなくなります。否定されている間、最初は理解してもらおうと言葉を重ねて、そのうちに彼女の主張するところに耳を傾け、私も同じ意見なんだよとなだめ、そのうちに周りのひとがフォローしてくれます。それにしてもこれだけ否定する言葉が次々出てくるってことは、彼女の中で否定したい言葉が準備してあったんだな、さては、オメー私のこと嫌ってんな!

街のあかり [DVD]

街のあかり [DVD]

 

 TPが、フィンランド旅行の準備に借りてきてくれたDVDは、フィンランドの監督、カウリスマキの映画。映画館で観たときには、少しだけしか感動しなかったのに、なぜか今日は、涙が出るほど感動します。痛くて、笑えて、色彩に胸を打たれて、セリフにうなって。カウリスマキの目線で、フィンランドを旅行してみたい。

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晩ごはんは鶏手羽元とゴボウの塩煮。フキのマヨあえ。フキの葉のゴマ炒め。嫌われているからって、どうしてこんなに落ち込むんだろう?人生の七不思議です。

うるわしきかな

おつとめさきで、海外に異動するひとがいて、そのはなむけにひとり20秒の動画を撮って編集するというサプライズが企画されて、その動画を撮りに庭(新宿御苑)へ行きます。TPにカメラマンを頼んで、なおかつ私は筋金入りのチキンなので緊張するからとTPにナレーションをお願いする始末。TPの声で、これまでの感謝と別れを惜しむ挨拶をバッチリ20秒、とっても納得の動画のできあがりです。

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いつも行列ができていて評判の良いハンバーガー屋さんでランチ。ちゃんと食べ方を見ていたTPがバーガーをギューっと押したので、私も真似してギューっとして食べます。肉を豚の脂が入った繊維でまとめているのが売りだそう、その脂の繊維が存在感があり過ぎて、噛もうとするとグイーっと伸びて、噛んでいてもガリッとしたりドロっとしたりするので、胸焼けがするタイプでした。残念!

 

家に戻って、いよいよフィンランドの宿泊先を予約します。あれこれネットで検索した結果、普通のホテルの最低価格は一泊14,000円くらい。巷で話題の、エアービーアンドビーに挑戦してみます。とても評判の良い宿泊先が一泊11,000円。Airbnb、民泊に挑戦してみようか、先方の家族とすれ違うこともあるからドキドキするけれど、思い切って新しいことに挑戦しよう!とAirbnbでオーナーに質問を投げてみます。1,私たちはモバイルを持っていないけれど無人のときの入室は大丈夫ですか?2.室内は禁煙だけれど、外で煙草を吸えますか?携帯灰皿は持って行きます。

30分ほどで返信がありました。1.解錠のコードを送るので、プリントアウトしておくのがオススメです。2.道路で煙草が吸えます。携帯灰皿はラブリーですね!とのこと。安心しましたと返信して、予約を進めます。Google翻訳様様、ドキドキだけれどこれからは、これくらいやれなきゃ、個人旅行は難しくなるだろうからがんばろ。TPが「俺、門がおらんと何もできんのやな。これからも門を手放すまい」とか芝居がかって言ったりするのでふたりして大笑い。小さいことでドキドキして、小さいことで笑い合う、これぞ子なし財産なし肩書きなし、市井の中年夫婦の日常。うるわしきかな。