出勤の途中で写真を撮ります。都会はどんどん変わって行くので。朝、こ、ろ、な上がりのKさんと会話。一週間のホテル生活から街に出たときに、いつもの街にはこんなにひとが歩いているんだ!と思ったそう。「シャバに戻ったね」と言うと「?しゃば?って聞いたことあるけど何ですか」と言うので、「刑務所の外」と答えて笑います。違うけど、そういう感じで。
しばらくするとKさんは、ヤクザ映画とかで聞いたことがあるかも、みたいなことを言ってたっけ。とにかくKさんがこ、ろ、な、から回復してくれて、とってもうれしいです。
出勤の途中で写真を撮ります。都会はどんどん変わって行くので。朝、こ、ろ、な上がりのKさんと会話。一週間のホテル生活から街に出たときに、いつもの街にはこんなにひとが歩いているんだ!と思ったそう。「シャバに戻ったね」と言うと「?しゃば?って聞いたことあるけど何ですか」と言うので、「刑務所の外」と答えて笑います。違うけど、そういう感じで。
しばらくするとKさんは、ヤクザ映画とかで聞いたことがあるかも、みたいなことを言ってたっけ。とにかくKさんがこ、ろ、な、から回復してくれて、とってもうれしいです。
RCと、地下鉄の駅で待ち合わせて豊川稲荷東京別院へ。RCのおみくじは大吉。私は半吉。
カメヤマローソクのベンチに座って、境内でおしゃべりします。
赤坂見附から青山まで歩きます。RCが会田誠の話しをしていたところで偶然に会田誠の作品が公園の入り口にあって驚きます。
今日の目的は黒坂麻衣展。昨年、コロナ騒動が始まったときに行った展示の、今回は場所を変えて作品数も増えたバージョンの。
やっぱり特別な展示。
いちじくの絵の、色の塗り方が好きで永遠に見ていたいと思います。
ロバ。
大満足で、3rdバーガー。「タンパク質大事」とか話します。こんな都会の真ん中で。SOUSOUに連れてってもらって布マスクを買い足して。青山の真ん中を散歩して。
カヌレをお土産に、晩ごはんは豚肉と大根のだし醤油煮。おいしゅうございました。よい一日でございました。
TPパパから電話。また、自身の病歴の話しといつもの教訓、男は8年周期、女性は7年周期に体調の変化がある(養◯酒のCM)、などが続くものの、脳梗塞後のリハビリをほとんどしていないのでなかなか言葉を聞き取れないので、何とか聞き取ろうとメモを取りながら「最後が聞き取れない、もう一回!」「あー、わかりません、誰が、何を?」「え、誰の話し?お義父さん自身の話しですか」とか言いながら一所懸命に話しを聞きます。話しのついでに「でも、お義父さんはやっぱり、孫が欲しいんでしょう、私にTPと離婚しろって言ってましたもんね」と言うと「門ちゃん、俺は本当に反省しとるんじゃ。なんであんなこと言ったんかって、ずっと反省しちょる。何度も」とのこと。続けて、門ちゃんが一番などと言ってくれます。でしょう、そうでしょう?ついに私と義父との100日戦争は終わりました。100日以上だけど、それはさておき。
電話を切って「お義父さんが、謝ってくれたよ」と言うとTPは「やったじゃん」とのこと。「それにしても、よくあれだけ話し聞けるね、俺やったら一瞬で無理」何を言っているかよくわからないそう。「うん、遺言のつもりで聞いた。でも最後はどんどん元氣になっとった」1時間以上話しをしているとだんだん、TPパパの口もなめらかになり、リハビリになっているのか、言語ははっきりとわかりやすくなってきたのです。一所懸命に、自分が喋りたいことを喋りたいということがとても伝わってきます。
どちらにしても、TPパパは私を介してTPおよび家族に伝えたいことがあって、私を利用しているだけのこと。私がたまたま野次馬根性が秀でているので楽しんでいるけれど。「もう長くない」と言うので「そうですかね?」と言うと「長いわけないやろう!」とまたキレています。死ぬ死ぬ詐欺。電話を切る前に「門ちゃん、愛しちょるぞ」と言うので「ありがとうございます」と言いました。その言葉、TPママへ言ってちょうだい。今度TPママに電話して、いっぱいおしゃべりしよう。色々大変ですね、と。
日曜日。朝、TPに「今日どうする」と尋ねると「まずは選挙行って…(大分から東京に出戻り)Sのとこ、行くか」と言うので「そうやね、行こ、そうしよ」と答えます。
TP弟Sちゃんに電話して、午後からならまあいいけどみたいな返事らしく。
まずは選挙行って、DVD観ます。
あら?と疑問に思うことが、後追い後追いで解消されて行くので、少し圧力がかかります。でも観てよかった。個人的には社会の同調圧力や古い価値観の押し付けは、自分で無視するなり喧嘩するなり穏便に話し合うなりする方針ですが、こういう流れが誰かを救っていることは確か、そう思いました。
電車に乗って、弟Sちゃんちの新居のある駅へ。家賃5万円台。一緒にランチすることにしているので、良さげな焼肉屋さんを偵察していると偶然、Sちゃんとバッタリ。「わっ、おう、偶然」みたいに兄と義姉と弟が数カ月ぶりの再会を果たします。元氣やった?元氣そうやね。
焼肉ランチを食べながら、あれこれと話しをします。最初、Sちゃんがあまりにも喋らないものだから「これじゃまるで、スターとインタビュアーみたいやないの。私たちが質問するばっかり」と言って笑います。そう、Sちゃんは私やTPに、質問するということがほとんど無いのが不思議だったけれど、Sちゃんはすぐに、実家に戻ってからの日々、家族と過ごして感じたことをあれこれ話してくれます。Tママを車に乗せてスーパーに何度も通ったこと。Tパパが夜中に何度もTママをトイレに行くからと起こすのでTママはいつも寝不足なこと。Tパパは数メートルくらいは歩けるけれど数十メートル歩くのはつらそうなこと。
Sちゃんちへ。暗い。どうやら部屋の電氣をまだ買っていないとのこと。そしてカビ臭い。窓を開けてクックルワイパーで床を磨かせてもらったら、カビの臭いは軽減します。でも、壁紙も新しく、ユニットバスも清潔で、とても良い部屋だと思いました。
洗濯機とホースの接続部分から水漏れがすると言うので直してみます。この部屋でSちゃんはどういう人生を紡いで行くのだろう。Sちゃんが地元を離れる寸前「この家、泊まらん方がいい。頭おかしくなる」と、素直な心からの言葉を電話で聞いた瞬間、私はSちゃんが本当の弟になったと思ったっけ。(実の弟ともそういう経験があるので)
ひとまず部屋の照明が無いので近くの駅の家電も売っているスーパーへ行ってみたけれどネットより高いとのことで今日もSちゃんは暗い部屋で過ごすそう。弟よ、さっさと部屋を片付けて、電氣も取り付けて仕事探しなさい。何でもいい、食べて行けるだけの収入さえ得られれば。
仕事終わり。TPが感激したという映画のDVDを、まだレンタル中だと言うので、観てみようかな?と思ってTPとまた観てみます。
前に観たのは、もう20年以上前?私は暗いから二度目は観たくない!とか言ってたけれど、暗くて陰氣なだけじゃなかった。まさかの繊細、繊細の極み、目線でのやりとり、喜びからのどん底、極上の優しさ。TPが私に似ているところがあると言ったコーラス部員の女性は、ボーリングを嫌いと言ったり、突然「声大きいね」と話しかけてきたり、自分に自信があるようなキャラクター。ちょっとしか出ていないひと。それはさておき今日も残業たっぷりだから、晩ごはんは仕込んでおいた辛すぎるプルコギでパスタにしてやりました。ピリ辛!
TPの同僚が、お中元を送ってくれました。半分冗談で、半分本氣で。全部うれしいもので感激します。
こ、ろ、な、に感染したチームメイトがたった数日で職場復帰。ありがてー。家の近くのホテルに滞在していて、洗濯機も使えないからとオンライン会議でも手洗いで干したタオルやら洋服やらが後ろにかけてあります。がんばれ、免疫!