どん底の天使

monna88882011-01-13

点検で我が家の給湯器は、使用禁止になってしまいました。


朝、地下鉄に乗っていると血の氣がザーッと引いて、目の前が真っ白になりました。倒れそうになりながら途中の駅で降り、人をかきわけ、何とかベンチへ。ふぅふぅと呼吸して、職場へ電話して、また家に戻りました。今朝は何となく張り切っていて、いい氣分だったのに!あぁ、また欠勤してしまったと落ち込みながらもグゥグゥと眠って、身体を休めます。夕方、ピンポンが鳴ったので玄関に出てみると、ガスの定期検診とのこと。なぜか点検のお兄さんとお喋りがはずみ、ルクルーゼの鍋について盛り上がったり、お兄さんが今年の1月1日に入籍したと教えてもらったり。ガス屋さんはコンロの説明のときに料理の知識も必要と、家でもガスコンロの使い心地を試しては研究しているそうです。悲しいことに我が家の給湯器はすぐ火が消えてしまうので点検に引っかかり、ガスホースも抜かれてしまいましたが、ガス屋としては、この給湯器をこれ以上使用して頂くわけにはいきませんとのこと。去年だけでも一酸化炭素中毒で10人亡くなったそう。


日が暮れるまで、昨日描いたイメージ図をボーッと眺めては「外はこんなによいお天氣なのに」と重病人のように過ごしていたけれど、ガス屋さんが帰った後は、頑張って家中に掃除機をかけ、洗濯機も回すことができた。新婚さんに幸多かれ!とお兄さんの未来を祝福しながら、どん底氣分の日に現れた天使かも?と思ったりしました。