今日は長く感じた一日でした。そして、長くなるブログ・・・定休日、朝起きるとどうやら雨が降っていたみたいね、久しぶりのお湿りで嬉しいな、と散らかり続けている部屋を、片付けたりして、洗濯機も2回まわして、何だか今日は自分の機嫌がいいな、と鼻歌など唄いながら楽しく過ごしていたところ、ピンポンが鳴りました。出てみるとホスト風の日サロで真っ黒な若い男の子。このところ流行中の貴金属訪問買取という商売の子でした。「自分みたいなタイプ、怪しいと思ってるでしょ、でも全然怪しくなくって、何か貴金属があったら、買い取らせて下さい、自分たち、NPOで活動してて、貴金属の一部を、恵まれない子に送ったりしている活動をしてるんっス」とのこと。私の安物の指輪を見て、それ、買取ますよ、せめて査定だけでもさせて下さいっと言うので、私は日サロ君の顔をジーッとみて、こんなに若いのにそんな怪しい商売の営業で、強引に貴金属を集める仕事をしているなんて、悲しくなりました。マニュアル通りの言葉を並べ続けていました。
午後、買い物に出ると、日サロ君とバッタリ。日サロの同僚君も一緒でした。目が合った瞬間、あっ、お姉さん!と立ち話。俺、金歯もらったっす、と今日の営業成果を見せてくれます。同僚君は千原ジュニアみたいな長身でクールな顔だけれど、そちらもホストっぽい立ち振る舞い。ねぇ、朝から寒い中、ずーっと歩き回って、ノルマがあると?どうしてそんなうさん臭い仕事をしているの?若くて可愛いのに、何で?と尋ねると、タウンワークで見つけた仕事で、前は運送業をやっていたけど、働く時間が短くされて、生活に困って、と真剣な顔をしてくれました。その真剣な目を見ていると、その人懐っこい感じなら、絶対に何か自分を活かせる仕事があるよ、私も一生懸命考えるけん、そんな押し売りみたいな仕事、もったいないよ、NPOなんか、多分税金対策で、これから先ずーっと続ける仕事だって思える?と必死に説得している私・・・何様でしょうか。年齢はまだたったの19歳だと言うではありませんか。あぁ、まだ10代なのに。日サロはゲットした金歯をはめて見せて、小猿のようにはしゃいでいたけれど、もう一人のクールな方は、少し心が通う感じ。どこに住んでるの?と尋ねると、2人とも千葉っす、とのこと。人柄がいいんだから、もっと能力を発揮できる職場があるよ、絶対に営業に向いてるし、自分たちの何か興味があることを探してみて、と私が真剣に言う話しを、真剣に受け止めた顔をして聞いてくれています。じゃあ自分たち、何ができるっすかね、と可愛い若者、もっとできる仕事があるよ、と・・・つい私は名刺を渡していました。職場にメールが来たら、お返事を出そう。そして、本氣で営業の仕事をしたくなったと申し込んで来たら、若者のD君に相談しよう。もったいない、何たって19歳なんだから。
ゆっくりと夕日が沈むのを見ながら、家中に掃除機をかけまくって、それでも何かできることが無いかと考え続けて、仕事終わりのTPを迎えに出かけてみました。偶然、道でバッタリ会えました。TPが手に何か表彰状のようなものを持っているので、それ何?と尋ねると、何かわからんけど、今日さぁ、皆のまえで表彰された、自分では全然意識してなかったのに、営業で一位になったらしいとのこと。良かったね!お祝いにケーキ買ってあげるよ、と2人でスーパーへ行きました。真剣にケーキを選んでいました。
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