バンコク初日の朝。洋風モーニングで、ベーコンｏｒハムのタイの人独特の英語発音が聞き取れずに少し間があると、あきれたように目ん玉をぐるりと回されました。てくてく歩いてワット・プラケオ寺院へ。笑っちゃうほどの金ピカ、心が踊ります。併設の博物館では、携帯で写真を撮っていたおじさんが、メチャメチャに怒鳴りつけられ、全部削除させられていました。
鉢の中のロータス キラキラプラケオ お隣り寺院の涅槃像
お隣りの寺院、ワット・ポーへ歩いて行く前、ＴＰが地球の歩き方に書いてあった詐欺の話しをして、笑っていたその直後、全く同じような手口に出会います。歩いている観光客にさり氣ない会話で近づいて、ワット・ポーへ行くの？午後から無料だから、別の寺院を廻った方がいいよ、何なら案内するけど？というパターン。子供の写真を見せて安心させようとするらしい。詐欺っぽいことを言う瞬間に表情が固くなるのでこちらまで緊張します。ワット・ポー。裏側から入ったのが良かった。地味なところをたっぷり見て、金ピカ涅槃像へたどり着くと、お客の全員がパシパシと写真を撮っていました。ごろり寝転がったお釈迦様は大人氣のアイドルです。
堂々と寝ていらっしゃるわ ショーの始まりよ！ ワーワー
午前１１時のチェックアウトに間に合わせるため、最後は猛ダッシュで戻りました。宿を出て、ここだけは行くまいと言っていたマクドナルドで、汗と呼吸を整えます・・・やっぱりキンキンの冷房はいいわ。タイだけでなく外国には日本のアイスコーヒーが無いと聞いてはいましたが、アイスドカプチーノ、極甘の珈琲牛乳を飲みながら荷物の整理やこれからの予定を決めます。ＴＰが「地球の歩き方」とにらめっこしている間、フラフラと雑貨屋へ入るとそこは私にとって天国でした。モン族グッズの洗練版、LOFTY BAMBOOで刺繍づくしのサボや手帖、キーホルダーやポーチ、ビーズ付きの黒タンクトップにうっとりとしました。タイの街を歩いているうちに、何故かもっと女性らしいものを身につけたくなったのです。買い物をして着替えてマックへ戻ってみるとＴＰの予定が完成していました。市バスに乗ってサナーム・キーラーへ。車掌さんに行き先を伝えるのに苦労していると、またしても乗客のおじさんや、最後は在住日本人の方が助け舟を出してくれました。エーワン・インへチェックインして最先端デパート巡りをして夜、ニューハーフショーへ。大盛況でした。１回目は入れなかったほど。ショーの魅力を初めて知りました。アジアの人向けに仕上げられた構成で、白人の人たちはあんまり笑っていなかったのが少し不思議。ふわふわと歩いて帰る道だけでも時間が凝縮されていることを味わえます。
