再開発

monna88882012-02-21

TPからマカオにもう一泊するかと尋ねられて、香港に戻ろうと答えました。香港行きのフェリーの揺れること揺れること。フェリーの中でインスタントラーメンを食べていた夫婦はキャッキャとお喋りした後で無口になって、ぐったりして、お手洗いに消えて行きました。


香港の白菜は細い!どこでも人々は集うし木々も生命力があります。そして、香港の誰もがカバンの中に入れているティッシュ?紙ナプキン?Tempoは一個2〜3元でした。どこへ行ってもオジさんから子供まで、このTempoを持っているよう。


九龍へ到着すると、小雨が降り始めます。糖朝で飲茶、ジャンジャンとお客を回す雰囲氣も、香港に戻って来たんだなぁと元氣がわいて出る思い。二人で約千円、ご飯を選んで、デザートを選ぶ。デザートは豪華です。中国茶は飲み放題。私の体調もあまり良くないので、今晩はエンパイヤホテルというところへ泊まることにしました。値段は1万円弱です。もう一度、チョンキンに挑戦したかったけれど、シーツの白さには敵いません。地下鉄に乗って、サムスイ(深水)ポー駅ヘ。この駅でようやく、昔観た映画のような街の名残を感じることができた。市場のトイレは洗面台から出た長いホースでそれぞれ流すタイプ。露天も沢山あって、漢方薬の店で風邪に効くお茶も飲んで、蛇スープも飲んで。それでもこの街ごと再開発される計画があるそう。最後の夜なので、ふらふらと街を歩き続けます。飲茶にも3回行けたし、商店街もたっぷり見たし、100万ドルの夜景も味わえたっけ。再開発の名のもとに、こうして面白みのある景色はジャンジャン上塗りされ続けて行くんだな。子供の頃に思い描いていた香港とはまた違う、別の国へトリップしたよう。いつまでも小雨は降り続けていました。