花とフィギュア

monna88882013-07-27

午前中は、新宿で映画。ひと休みして夜は池袋で映画を観ました。映画を2本も観ると、ゴージャスな氣分になれます。


シャニダールの花石井岳龍監督の映画です。ルール無しのストーリー、だんだんと客席はカクンと首が傾いて寝静まってしまう人が増える中、終わったときには「ごめんねー」と誘った人が何故か謝っている光景が何カ所かで繰り広げられていました。始まってすぐ、花の静脈が見えるような絵に、この景色を観たかったんだ、そう確信します。無機質の中で、ゆっくりと入院しているかのような時間は、懐かしい夢のよう。人って、そのまま映画にしたらこんなにあけすけになるのかな?そんな映画でした。


フィギュアなあなた。レイトショーで、女はあたしひとりという逆ハーレム?のはずですが、誰もがシーンとスクリーンに向かっていました。長い!そして、しつこい!それなのに、映画が終わった瞬間、きっとこの持て余すほどの長い時間は、いつか心の中で花を咲かせるだろうと思います。主演の女の子、パンツ脱ぎっぱなし!映画史上に残るノーパン映画です。しみじみと、可愛い映画でした。


家に帰って、フィギュアの真似をしてゴロンと寝転んでみました。TPが「あ、年代物のフィギュアがある」と言うので、ふたりで大笑いします。もしあたしが売られていたら、見るに見兼ねてTPは買ってくれるだろうか、もしくは無かったことにするだろうか。どちらにしても、ゴロンと人形のフリで転がっているのは、悪いものじゃありません。ゴロン