台北寒い。あまりの寒さに震えて起きました。昨晩の宿、紫園大飯店ではいも粥の朝食がついていました。しみじみとしたあっさり味。外は雨、まずは今日の宿探しです。２軒ほどで満室と断られた後、探し当てた安宿「Happy Family」はバックパッカー専門の共同トイレ宿。受付のおじさんはわかりやすい英語で、昨日はここを見つけられなかったと言うと「電話したらいいのに！あなたたち日本人はなかなか電話しない、台湾人や中国人はすぐに電話して迎えに来て！と言うよ」とのこと。べんきょうになります。まけてとも言っていないのに、１，２００元の３人部屋を１，０００元にまけてくれました。地下鉄の駅で２００元のチャージ式カードを買って市林駅まで行きます。故宮博物館、１６０元×２人。
翡翠を掘りだしたという白菜、大きい。石からつくった角煮、光ってない。角煮を見た韓国人の人達は「サムギョプサル、サムギョプサル」と言っています。中国から来たひとたちは、写真撮影で絶対に傘をささない。またバスに乗って駅まで戻って、お次は東門駅の「鼎泰豊」へ。番号札とメニューをもらって果てしなく待てどなかなか番が回ってこないので、先に注文しようと伝票にチェックして受付のお姉さんに渡すと、相席でもいい？とすぐに案内してくれました。小龍包、海老餃子、牛肉麺、酸辣湯、青菜炒め。頼み過ぎてテーブルにざっと並んだとき、私は恥ずかしかった。それでもＴＰは大丈夫と完食したので敬意を払います。また傘をさして歩いているとお茶屋さんが並ぶ通りがあったのでついに、念願の茶こし付き水筒を５００元で買います。ついでにお茶っ葉も買って、その場で洗ってもらってお湯を入れてもらいました。ほっ、やっと旅が始まった氣がする。
傘をさしてだだっ広い中正紀念堂をめぐり、傘をさして龍山寺をお参りする。おみくじをひくと「上上」と出ました。侯孝賢監督の映画館にあるカフェでコーヒーを飲みながら（薄い！）ゆっくりと手帖をつけて、ハッピーファミリーでひと休みして、また傘をさして地下鉄に乗って市林夜市へ。胡椒餅、巨大唐揚げ、薬膳スープ、マンゴーかき氷を食べて、安宿に戻ります。まだ雨。一日中、雨です。ブルブルッ
