飛び立つ瞬間

monna88882014-06-15

母が作ってくれた朝ごはんは、おととい父が食べなかったというアジの干物を焼き直したものでした。カチカチ。他には「ネバネバは身体にいい」と納豆やらオクラとミョウガのかつぶしがけやら、とろろ昆布やら。ネバネバ過ぎ。父の友人、おじちゃんがあそびに来てくれました。あんた背が伸びたねぇ!とのこと。東京に来て3センチ伸びたと答えます。


ワールドカップ。父とおじちゃんが「ドログバが出て来て泥沼になった」を少なくとも20回は繰り返して言っています。母はバイクでどこかへ出かけてしばらくして戻って来ました。試合が終わると、すぐに飛び出して最後の長崎ちゃんぽん。また父の「うまかろうが」攻撃。母はそれを無視してひとりでカウンターに座って食べています。


食べ終わったらすぐに、地下鉄の駅へ。ようやくプチ帰省旅が終わりです。母はTPに「我がままな娘やけど、どうぞよろしくね」などと言って。おじちゃんにもわざわざ来てくれてありがとうと握手をして、バタバタと地下鉄に乗り込みます。お別れはこれくらいバタバタしている方がいい。空港へ着くと、弟たちが見送りに来てくれていました。「地下鉄に乗ったら電話してって頼んどったのに、遅いなーと思って電話してみたら、もう家に着いて、もうとっくに行ったよとか言うけん慌てて来た」とのこと。ありがとう!飛行機に乗り込むと、展望デッキに弟たちの姿が見えます。10分ほど手を振ると、ようやく氣づいてくれ、大人4人がわーわーと手を振り合います。飛行機が飛び立つ瞬間も弟がこちらの写真を撮っているのが見えました。視力が1.5で良かった。


家に帰ると弟からメールで、飛び立つ瞬間の写真が送られていました。ありがとう、お陰で面白かったよ。TPにも、帰省に付き合ってくれてありがとう、でも今度は親たちに内緒で帰ろうね、福岡の街をゆっくり散歩したり、それぞれの思い出の場所を巡ったり、何より私たちの友だちに会ったりしようねと固く誓い合いました。終わった〜