朝、ＴＰの「うっ、アイタタタ…」といううめき声で目が覚めました。足の裏から甲にかけて激痛が続いているらしい。しばらくすると「よし、休もう」と四つん這いで電話ににじり寄っています。数年振りの病欠？家の中に、ハイハイする大人がいるというのは、変な感じです。
そこからも大騒ぎでした。近くに整形外科が無いので、少し離れた大きい病院へ電話するとまだ８時にもならないのに今日の受付はもう終了とのこと！紹介されたコールセンターに電話をして、早口の自動音声を必死にメモするＴＰ、いくつかの病院に電話をかけ、ようやくひとつ行けそうなところが見つかりました。玄関へたどり着くまでのわずかな距離にも肩を貸してと言い、靴を履くだけでも大変、椅子を出してやります。アパートの階段も手すりに体重をかけながら時間をかけて降りて、自転車に乗って方向転換するだけでも大回りしています。ホッ、行った行った。ものすごい大騒ぎしとったなぁと思いながら、畳に寝転がって休日を満喫します。
4時間後、ようやく診療が終わったと電話がありました。近所のチキンナゲット屋さんで待ち合わせます。あれこれとまるで何かの冒険をして来たかのような報告を受けて。足のレントゲンってどうやって撮ると？と尋ねてみると、ベッドに寝転がって何枚も撮られたとまた一所懸命説明をしている。痛み止め薬と湿布をもらって全治１〜３週間とのこと、おつとめさきにも何度か色んな人に電話してようやく１週間のお休みが取れたそう。それにしても、よくあんなに大きな声で痛い痛いと訴えることができるなぁと感心します。少し動くたびに「うっ」とか「ん〜っ」とか大きい声を出しては、私の方をチラッと見て一瞬、反応を窺うのです。痛みが伝わっているかどうかを見ているのかな？あたしなんて１ヶ月前からめまいがして苦しいけど、口に出してないもんね、と言ってふたりで大笑い。カレンダーに一週間分、大きく丸をつけてあげました。散歩は禁止！それにしても大人がハイハイとは…明日は膝当てサポーターを買って来ようかと思っています。
