父から、新聞を見て真似たであろう絵がちょくちょく届きます。ふっと鼻で笑って封筒に戻します。退職後の暇を持て余しているようです。
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昨日、もうすぐ結婚式をする同僚にささやかな贈り物を渡したところ、わっと感激してくれたかと思うと、みるみると涙が溜まってボロボロと泣き始めていました。どうやら結婚式のことで頭がいっぱいで、毎晩夜中までやっても終わらない、苦しい、だから嬉しいと涙がポロポロと流れていました。
一昨日、S君がランチに誘ってくれました。ほとんど仕事をしていないように見えるのにランチだけは2時間取るので注意したところ、会社が給料を上げてくれないからランチの時間で調整していると言われたっけ。いつも上から発言のS君には本当に頭に来ることが多いけれど、かえって私も「すっごい当たり前のことばっかり言ってる」とか「S君はすっごい変わり者だから、それ以上誰も何も言いたくなくなる」などと平氣で言えるのです。ランチの帰り、「年齢差もあるだろうけど、いつまで経ってもかなわないって僕、あらためて思いました」などと言われてもちっとも嬉しくありません。ちょっと失礼だし。
焼き鳥屋、地図製作のバイト、通信販売のちらし作成、球場の売店、小料理屋・・・色々働いてきたけれど、辞める瞬間は非情なほどあっさりと、絶対に辞めてきました。それでも今のおつとめさきは辞めることが難しいのです。本当は辞めたくないんだと思う、自分の中の色んなことで辞めるって言わないと氣がすまないんだと思う。今日はスーパーで初めて見るお米を買いました。「つや姫とは〜日本一を誇るブナの原生林が育む滋養に満ちた水系、先人の知恵と四季鮮やかな山形の風土が生んだ、わが国の美味しいお米のルーツとなる『亀ノ尾』。その正統の系譜から、ついに新ブランド米が誕生しました」このお米のパッケージの裏を読んだ瞬間、ワクワクっとして、あれこれと考えていたことも吹っ飛びます。食べるのが楽しみ〜。封を開けると、フワッとヌカ子の匂いがしました。