S君の柿

monna88882014-11-10

朝、考えごとをしてうっかり、先月までおつとめ先が入っていたビルに出勤していました。駅を出てビックリ!そして虚無感。もう誰もいないビル。あわてて現在のおつとめ先のビルに向かいます。隣りの席のS君が、地元の知人からもらったという柿をくれ、また組織変更のお達しがあったと教えてくれます。話しの流れで私のことを「武士みたいですよね。戦国時代なら前線で戦ってそう、自分は後ろの方で隠れて戦わないタイプで…」とお喋りが続きそうだったのでフッと笑い返して、キーボードに向かって今日のおしごとを始めます。


S君のまた上から目線な発言に軽く腹を立てつつさらに上から言い返したりしたことは些細なこと、その他に色々と思うことがあって家に帰っても1時間ほど、台所の床に突っ伏して考えごとをしました。とても氣持ちがいい。辞める辞めない問題の、辞めない分量は10パーセント程度に減ってきましたが、その辞めるという決断にまつわるあれこれが、私にとっては本当に大変。日常の業務に加えて引き継ぎをすることが私にとってはとても大変。それでも、これまでも必ず奇跡のように物事がパタンと終わった経験があるからその奇跡を信じている段階です。「柿って食べ過ぎると身体に良くないって本当ですかね?柿を食べた日は眠りが浅くて翌日は…」S君のお喋りはおしごとに関係ないことが多いのでつい、ふーんと聞き流してしまいがちですが家に帰っても頭の中ではこだましています。流すことができたりその場で言い返せる人の存在は貴重です。