ラオ入り

monna88882015-02-19

花火の余韻をたずさえて宿に戻り眠っていると、電話のプルルーッという音で起こされました。Taxi is coming!タクシー来たよっ!時計を見ると6時半、約束は7時40分だったのにと涙を押さえるように荷造りをしてあわててロビーに降りると、雨の中、タクシーの運転手さんが前輪を交換していました。・・・何かヤダね〜とTPと苦笑いしながらタクシーに乗って、ハノイ空港へ向かいました。ラオスに行けるよろこび。


宿の人も、空港の人もラオスとは呼んでいません。ラオと呼ぶみたい。なのでラオと呼んでみることにしました。空港でハンバーガーを食べて、飛行機に乗って1時間でラオス、いえラオに到着しました。


ラオの首都ビエンチャン。TPがどうしてもルアンパバーンというラオでも北の方の古都へ行きたいと言っていたので航空券を尋ねてみて何とか夕方発のチケットを購入。ハノイビエンチャンルアンパバーン。ルアンパで2泊したらまたビエンチャンに戻ってハノイまで。わたしはラオならどこでもいいんだけれどと言いながら。空港で日本円をキップに両替します。今度はキップの世界です。タクシー50,000キップで街中まで。そこから歩いてラオのデパートへ行って、トゥクトゥクに乗ってお寺参りをしました。土産物屋でパスポートや旅支度メモなどを入れている旅財布に忍ばせようと、小さな観音様を買います。20,000キップ、どうかこれからの旅をお守りくださいませ。



またトゥクトゥクに乗って空港へ戻る途中、トゥクトゥクが壊れて止まってしまいました。朝来た道だから歩いて行けそう。トゥクトゥクの運転手さんの襟元は破れています。乗せてもらうときも、お隣りの靴修理屋さんに空港までは何キップもらえばいい?と聞いて50,000キップと教えてもらっていたっけ。ラオのお金は下2桁を除いて1.5倍すると日本円になります。4キロくらいの道のりをトゥクトゥクで走る瞬間、あたしはトゥクトゥクに乗って景色を眺めているのが生きているなかでいちばんの幸せだと思っていました。壊れたトゥクトゥクを下りて空港まで2キロほど歩いて、ルアンパバーンまでの飛行機に乗って到着したその街は、本当に桃源郷だと思いました。蛍光灯じゃない、白熱灯だけの街灯り。夜店の間を縫うように歩いて、屋台でごはんを食べて。どういうわけかこの旅行で、身体がむくんでいます。パンパン。TPもパンパンにむくんでいるそう。飛行機に乗り過ぎたのかな?ルアンパバーンは人氣都市らしい、どこもかしこも満室でようやく入ることができたゲストハウスは290,000キップでした。桁、多過ぎです。