お料理虎の巻帖

monna88882015-06-26

スーパーの帰り道、商店街の文房具屋さんで、めんつゆとか唐揚げとかの作り方の切り抜きをまとめようとファイルを探していました。B6の縦とか横とかのファイルを手に取って悩んでいると、上品な店主のおじさんが「帳簿は横開きの方がよろしゅうございます。開いたときに安定しますでしょ。中に入れる紙のことも考えたら、A5がよろしいんじゃないですか」とお店にはないものまでカタログをめくって一緒に探してくれました。橙色を選ぶと、翌日に届くというので今日、お仕事の帰りに寄って帰ります。「帳簿の中に入れるインデックスはA4の厚めの紙を、半分にカットなさってお使いになったら。その方がお安い」私がまとめようと思っているものは、帳簿でもインデックスでもないけれど、店主はそう決めてしまっているのでそのまま素直に従います。紙は古いものだからと勝手に150円まけてくれました。早速家に帰って、A4の厚紙を半分に切って、雑誌の切り抜きを貼ります。使いやすそうな感じに仕上がって満足です。


今日は、他の社員の人たちはみんな合宿中だから派遣の女性の人とふたりっきり。オフィスの中、シーンとふたりでお仕事をしていると、グイグイ作業は進んで、いつまでも時間が経ちません。退社時間の16時ぴったりに帰ろうね、そう言って、社内の電源を落として、傘をさして駅までふたりで帰りました。いつもなら16時まであっと言う間なのに、今日は何度時計を見ただろう。時間って、平日休みでひとりのときはものすごく早く過ぎるし、おつとめ先で大勢のときもあっと言う間。ある程度の空間でふたりっきりで過ごす時間は、こんなにゆっくり進むんだな、大発見でした。