本、本。

monna88882015-08-07

新しい日傘を買ったとおつとめ先の女性たちに見せてみたけれど、誰も「可愛い!」とは言いませんでした。晩ご飯は、さんま塩焼き、ナスとシシトウの甘辛味噌炒め、さつま揚げ。お昼、ランチパスポートを片手に、女性3人でランチへ行きました。お店に到着すると偶然、男性社員の人たちが出てくるところ。美味しかったかどうか尋ねると、美味しいけど量が少ない、大盛り無料だから大盛りにした方が良いとのこと。早速お店に入って張り切って大盛りにすると、プラス150円と言います。ランチを終えて職場に戻って、大盛り150円取られた!と言って、のんきにみんなで笑いました。金曜日だから!

残穢

残穢

残穢。ynさんのブログで紹介されていた本を図書館で借りて読み、ま、し、た…読み始めから何だか読みやすいのがかえって想像力をかき立てる言葉の運び方が恐ろしくて、一章読んだ時点で本をベッドに放り投げて読むのを止めようかと思います。それでもひと息つくとまた取り憑かれたように続きを読んでしまう、読み終えるとお祓いに行きたくなる、こうして思い返すだけでも肩のあたりがざわざわして…

文藝春秋 2015年 09 月号。午後。おつとめ先のすぐ近くのコンビニでコーヒーを買おうとすると目に飛び込んできた文藝春秋、鷲掴みにするようにレジへ向かいます。待ってたんだ!選評も、何より読み比べもできる素敵さ。お隣りの席のKさんが、話題づくりですよね〜と言っていました。川上弘美山田詠美小川洋子村上龍と夏樹さんとかが選んだんだからそんなことないよ、とは言えずに帰りの電車で「火花」を読み始めて最初は固い言葉選びに戸惑いつつ、会話が増えるともう夢中になって、家に帰ってもエアコンをつけずに汗をかきながら読み終わります。

文藝春秋を買って良かった。他の手記や記事もまさに読みたかったことがてんこ盛りでした。火花はもう一度読みたい。先輩の格言になっていない格言こそが格言で、まるで自分の記憶かのように、思い返しているように身体に響いてきます。