この国の空

コンビニで、新聞柄の携帯灰皿をもらいました。可愛いこと！よく読んでみると、裏面が読者からの投稿で、表面は村上春樹が翻訳した本の書評でした。何だか嬉しい。

夕方、仕事帰りのＴＰと待ち合わせをして荒井晴彦監督映画を観ました。

映画芸術 2015年 08 月号 [雑誌]

この国の空。芝居がかった設定のお芝居なのに、そのお茶の間に自分が上がり込んでいるような感覚。変なつなぎ方とか変なシーンとかがわざとなのかどうなのか、とにかく台詞の全てに意味があるので必死に耳をそばだてて観ました。がんばって観過ぎたから映画館を出ると頭が痛くなっていました。全部が台詞になっているからかえって、タイトルの意味を考えてみたりしました。

映画館で映画を観ることは、怠け者の最大級の遊び。冷房は効いているし、コーヒーをストローでチュウチュウと吸いながら、ときどき笑ったり胸がグッと詰まったり、別のことを考えたり。映画館は日常の中の非日常です。