電話ボックスで

monna88882015-09-19

どういうわけか、眠たくて眠たくて、眠たい一日。9時ごろに起きて、しばらくしてジャコとにんにくのチャーハンを食べて、午後になると眠くてたまらず、TPは畳の上で、私はベッドの上でラジオを聴きながら、ぐっすりと眠っていました。安心して眠れるって素晴らしいことです。起きると日が暮れていました。私は図書館へ、TPはツタヤへ。途中で分かれて八百屋でレモンが8個も入って200円だったので、喜んで買います。家に帰って、レモン汁をたっぷりと絞って、瓶に入れてみました。「あいうえおいしい」にレモン汁は絞って保存できると書いてあったので。しばらくは何にでもかけて楽しめそうです。

図書館からの帰り道、両手に荷物を抱えたランニングシャツの男性から話しかけられました。切羽詰まった顔、日本語はそれほど堪能じゃない様子。「公衆電話、アリマスカ!」そこに、ボックスがありますよと指差すと、手のひらいっぱいの10円玉を見せて「かけたこと、ナイ」と言うので案内して、受話器を取って10円を入れてみせて、ポケットから取り出されたメモ紙にある電話番号を押します。どうやらマンションの部屋を借りたけれど大家さんが来ないとのこと。最初の電話番号は、移転のため新しい電話番号が案内されていました。あわててメモを取ってかけ直すと、ピーヒョローとファックス音。次に、携帯電話番号にかけてみます。ホッ、つながった。電話ボックスの外を見ると、偶然、ツタヤ帰りのTPがひょっこり歩いて来て足を止めました。あ、この人私の旦那さん、そう見知らぬ人に紹介すると、あ、スミマセンと謝っています。

「あの、もしもし(はっ…名前は?…ヤンです)あのヤンさんと言う方の代理でお電話して、大家さんですか?と言うと、電話の先の女性は不審そうに「あ、はい、そうですけど。どういったご用件?」この方も中国風の発音だったので、すぐにヤンさんに替わりました。中国語で話しが通じたみたい。良かったね〜と手を振ってヤンさんと分かれて、TPと歩いて帰りました。私が見知らぬ男性と電話ボックスにいても、TPはさほど不思議そうじゃなかったのが面白いと思いました。