江戸っ子デビュー

おしごと帰りに、お肉屋さんのメンチカツ（１６０円）２個、ハムカツ（８０円）３個を買って帰りました。後は、キャベツをサラダにすればいいや！

鬼平犯科帳 (1) (文春文庫)

鬼平犯科帳 1 。図書館で借りた本を読んで通勤したところ、地下鉄の駅を出て階段を上がって地上に出たときにふと、「あっ、ここがあのお江戸、鬼平の舞台かっ！」そう瞬間的に思いついて、足元がガクガクと揺れるような、時間旅行をしたような錯覚に捕われました。生まれて初めて読む鬼平。池波正太郎のエッセイは読めるだけ読んだことがありますが、どうしてだか鬼平の小説に手を出す日が来るとは想像していなかった。人間関係の濃さ、出自の重さ、罪が許される世界、そして殺したり殺されたりが頻繁な時代。盗みの味を知った者は、抜け出すのが大変で人は簡単に堕ちて行く。でも一度堕ちた人間はかえって上がって来られる。あっしは、鬼平から学ぶことが多うござんす。

読み始めた鬼平にはまだ、あっし、とか、ござんす、という言葉は出てきていません。