忠犬門公は今日も駅までご主人様を見送りに。ワン!24時間営業のスーパーで買い物をしてアパートまで戻る道、◯砲事件があったマンションの前を通ると、一階の店のシャッターに丸い穴がいくつか、そこをガムテープで塞いでありました。前の道路には警察車両。家に帰ると、アパート前にタクシーが停まり、中からまるでヤ◯ザな男がふたり、肩をいからせて降りてきます。「すんません、◯◯マンションってどこですか?」ヒィ〜目がイッちゃってる!「さつじんのあったとこ」と重ねてきかれて、あっちです!と指差すことしかできません。何だろう、わざわざ見に来たのかな?もし、別の組の人が何かの復讐できたんだったらどうしよう。さすがの野次馬子も、いつものように窓を開けて観察することはできませんでした。しばらく耳をすましていましたが、何も音はしないから大丈夫でしょう。
- 作者: 尾崎将也
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/11/29
- メディア: 単行本
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執筆活動にくたびれて窓を開けてみるとまた、おまわりさんたちが検分と聞き込みに来ているよう。今日も用も無いのに買い物カゴをぶら下げて2往復してみましたが、誰からも声をかけられません。もし声をかけたれたら、これまで観察していたことをあれこれ喋ったり、犬を散歩させていた坊主のお兄さんのことを尋ねようと思っていたのに。事件が起きてから、彼を一度も見かけません。
晩ごはんは、TPリクエスト、鶏の唐揚げです。