どうぞふたりで

ふと思いついて近所の歯医者に電話して予約して、歯の定期検診&クリーニングを受けてみました。虫歯はなかったし歯の着色も落としてもらえた、でも雑だった。ホッとしてお会計しようとすると「半年以降の再健診は無料です」とのこと。エーッ!と驚いて、その歯医者に行ったのはまだ引っ越してきてすぐ、10年くらい前のことなのに、不思議に思いながら、頭をひねりながら帰りました。何でタダなんだろう?

思えばTPパパは、私の子どもの頃の写真を送って欲しいと言ってくれたのでした。娘として。送った写真を可愛いのーと言ってくれたのでした。何てありがたいんだと思いつつも、嫁が私じゃなければ良かったのかしら?といじけたりもします。◯妊治療については、TPとTPパパで話し合って欲しい、そうTPパパにもTPにも伝えました。あたしはここ15年、そのことを考えない日はないくらい、ある部分で曇り空の人生だった、今となってはどっちだっていいんだから。ま、どちらにしても私が周りの人たちをとても好きで、周りの人たちも私の欠点を認めつつある程度好いていてくれているということは、結構、温かい人生なのかも知れない。日々の悩みは腐るほどあるけれど。年賀状では、手に職をつけて再出発したおともだちも、彼氏募集中のおともだちも、連絡がつかなくなったおともだちも、子どもが大きくなってきているおともだちも、シングルマザーのおともだちも、バツイチのおともだちも、不安を抱えているおともだち、引っ越したおともだち、2人暮らしのおともだち、今何をしているかよくわからないおともだち、近しい人を亡くした人、パートを始めた人、未亡人、ふざけている人、全員がそれぞれ違う人生を生きていて、全員が違う輝きを放っています。人の暮らし方は様々。誰もが自分が自分であることに、うんざりしながら、どこかで納得しているように見えます。きっと。


寺内貫太郎一家 (新潮文庫)

寺内貫太郎一家 (新潮文庫)

寺内貫太郎一家木皿泉が大好きだというドラマの小説を買って読みます。向田邦子の市販本は全部読んだつもりだったけれど、どういうわけかこれは読んでいなかったので。時代!(貫太郎が家族をすぐに殴る!)、そして愛情!ドタバタ!泣ける本とアマゾンのレビューには書いてありましたが、最後の方ではやっぱり泣いてしまいました。



空き缶をゴミ袋に入れて、吊り下げてみました。缶がいっぱいになったら近所に捨てに行くだけ。楽ちんです!