何でも、できます


自宅作業を終えて、一日の疲れを追い払うようにお風呂に入ります。やりがいがでてきたかも知れない。それはさておき、今日はいちにち寒かったと凍えるように仕事から帰ってきたTPに「晩ごはん、何が食べたい?何でもいいけん、言ってみて」と聞いてみると、色々と材料のことや自分が食べたいもの、作り終わる時間など考えたのでしょうか、真剣に考えている様子、しばらく悩んだ末に「瓦そば、とか?」と言うので、じゃあ瓦そばね、そう氣取って答えてみます。TPがお風呂に入っている間に台所に立って、まず、そばが無いのでうどんの乾麺をゆでます。同時に卵を溶いて薄焼きにして、牛肉が無いので鍋にするつもりだった豚ロースを細切りして冷蔵庫の細切りネギと合わせて塩こしょう&醤油で炒めて、ゆであがったうどんを水でよく洗って油で炒めて皿に盛って、細切り卵、細切り豚ネギ炒め、ちぎり韓国海苔を乗せて、大根をサッとすって取り皿に入れて、手づくりの七五三ポン酢を注いで、準備完了です。いただきまーす。ひとくち食べると思わずうなってしまうほどの瓦そば風炒めうどん、その絶品さたるや!大根おろしを追加ですりおろして、絶妙な味わいにうっとりします。

瓦そば、山口県の名物ですが、どんな材料でも、何となく、肉、ネギ、薄焼き玉子、海苔、それ風のものをポン酢で、大根おろしがあればなおヨシ、それだけで絶品になるのが、不思議でなりません。本格的に作るなら、茶ソバ、牛薄切り肉、細ネギ、刻み海苔、もみじおろし、柑橘の絞り汁、お醤油です。本場はもっと上品な味。私が作るのは、適当だけれど豪快さと、満足感があるのが自慢です。