大切な本

ynさんのブログで「武田百合子の新刊本」が出ていると知り、あっと声を上げた後で、軽く泣きます。これまで単行本に未収録だったものをまとめた、分厚い本らしい。何年も前に復刊ドットコムに投票したことはあったけれど、もう諦めていました。東の方角、何となく太陽が上がる方に神様がいるような氣がして、畳にひれ伏してお礼を言います。ynさんにも、武田百合子の娘の花さんにも、本の神様にも、あれこれ、ありがとう、感謝してもしきれません。遠いところまで電車に乗っておつとめ先に出向き、すぐ近くの本屋を訪ねるものの、入荷されていません。特別な一冊はアマゾンで注文せずに、直に買いたい。ハイエナのように探すんじゃなくて大切に買いたい。大切に買って、大切に読みたい。

この頃、片づけの神様がずっといらっしゃるものだから、家事がたのしくて仕方ありません。これまで一度たりとも考えたことがなかった、料理の段取りというものについてすら、ひらめきがありました。順番を逆にしたらどうだろう?これまではまず米を研いで、野菜を洗って、鍋を出して料理して、皿を出して料理を移していたけれど、まず皿を出したらどうだろう?皿を出して、鍋を出して、食材を出す、この降って湧いたような、まさかの逆転の発想に自分でもうっとりが止まりません。そして、食器棚の食材ストックコーナーから今日は長崎ちゃんぽんを取り出し、ストックを減らす作戦。パリパリの麺には、たっぷりのもやしと豚肉を炒めて付属の粉であんかけにして乗せて、2人前を二袋、晩ごはんにして食べます。

TPとあたしの因縁の対決、ホークス対ロッテ戦は、和田君がここまで復活するとは思ってもなかった、大興奮でロッテファンのTPに申し訳ないほど大騒ぎ、何と言っても明日は土曜日だから、こんなに嬉しいんだろうな。