アルジェの戦い。今日は絶対に家で過ごすと決めているので、朝からTPが借りてきてくれた古い映画のDVDを観ます。フランスから植民地化されて100年以上経っている
アルジェリア、本来の
イスラム教の信仰を奪われるように、フランスの人たちから黒いネズミなどと呼ばれて屈辱の中の、テロ、デモ、暴動の繰り返しは、今と全く同じ、今と何も変わっていないように思えて、その変わらなさに呆然とするしかないほど、打たれます。
湯を沸かすほどの熱い愛。今日は家から出ないと決めているのでもう一本。病死の映画はたくさんあるからもう観なくていいやと思っていたけれど、TPが一緒に観ようというので渋々観ます。病死ものじゃなかったんだ、ある女性の生き方だったんだ、色んなシーンで笑って、胸がつぶれそうな感覚を味わって、ラストの驚きに、ちょうどこんなことを考えてみたかったんだと思ったりします。主人公を周りが褒めすぎるのが欠点、台詞で言わない方が観ているこちらには良いような氣がしました。
夜、もう我慢できないとツタヤへ行って、レンタルで「◯げ恥」の3巻を借りてきます。本当は1巻から観たかったけれどレンタルされていたので3巻から。ネットの加工された動画でしか観たことのなかった物語が、DVDなので画質は荒くなっているけれど目の前に、ついに。悪意がない世界が、どこまでも、どこまでも。何より、しあわせは人からもらうものだとは思っていないタイプの女の人たちがたくさん出てくること、出てくる人たちがそれぞれ、自分が見つけたしあわせを、卵を暖めるように大切にしているところが、胸がキューンとして、5話6話、録画してある7話、また5話、6話、また5話。立て続けに観て、何となく付き合って観てくれていたTPは、もう自分が今、全体のどの辺におるのかわからんくなってきたなどと言っています。でも瓦そばのエピソードでTPは泣いていた、オジサンになって涙腺がバカになったんかな?などと言いながら。そして独り言のようにこっそりと小さな声で、そしてきっと笑ってもらいたくて「あたしは、TPが一番好きですけど」などと自分で言って遊んでいるので、大笑い。返却するまでにまだまだ何回も観よう!ワクワク!
晩ごはんは、焼いた厚切り豚スライスにコチュジャンを乗せて、レタスでまきまきして食べる、サムギョプサルです。絶品!