旅の準備

おつとめさきでTさんが、ちょっと体制が変わると、きちんと説明してくれました。Mさんも交えてお昼でも食べながら、と連れて行ってもらったところは、夜は居酒屋、昼は定食を出しているお店。店の雰囲氣、出てくる皿、テーブル、飾ってある小物に感激していると、Tさんも私が好きそうな店ですよね、とニッコリ。そうなんですよ、特にあのモビール



モビールは廃品だけで作られているよう。海辺に落ちているような薬のキャップや、マッチ箱なんかが吊り下げてあります。いい店を教えてもらったし、また別の人にお仕事を伝えることになったけれど、がんばるばい、そう思いました。

なんとめでたいご臨終

なんとめでたいご臨終

なんとめでたいご臨終。電車の行き帰り、キンドル君にアマゾンで買った本を入れて読みました。末期がんの人でも、自宅療養ができるだなんて!しかも、口も利けなかったような人が輝くほどに元氣を取り戻して、人として納得して亡くなることができる様子が、たくさんの例を挙げて、ときにはご自分の失敗談も胸が詰まるように描かれて、涙の表面が乾くことがありません。一ヶ月にかかる金額や、生活保護を受けながらでも、一人暮らしでも、ちゃんと相談すればサポートを受けながら、ニッコリと死ぬことができる。実際はいい話しばかりじゃないでしょうが、こういう方向性もあるんだと知っただけでも、万歳したい氣持ちです。


夜、晩ごはんを食べ終わってゴロゴロしているとTPが突然、久しぶりに土曜日休みになったけん、明日から青春18きっぷでどこか・・・と言い出すのを聴き終わらないうちに「行く!」と答えて、茶碗を洗って洗濯物を干して、掃除機をかけて買ったばかりのウエストバッグにハンカチ、グラサン、日焼け止めを入れて、一度入れたTシャツとパンツをやっぱり着たきり雀でいいやと取り出します。どこに行くか相談されると私は期待が膨らみ過ぎて喧嘩になるので言わないでと言ったけれど、TPが検索の途中で「鬼怒川が・・・」などと話し始めたので、ブーッとぶうたれて、興奮が止まらなくなるから、行き先だけは言わんで!などと言います。・・・何様?でも楽しみ。


カメラと、メンタムも入れなくちゃ。キヨスクで時刻表も買わなくちゃ。にわかテツコは興奮が止まりません。