帰省のおわり

昨日は朝からずーっと、父に勧められるままにビールをグビグビ飲んでいたので、テンションがおかしくなったんでしょうか?夜中にどうしても嫌だったところ、母が骨董屋で買ったという中国の棚を、大掃除しました。あらゆる通販のカタログ、絶対に飲みきれないだろうサプリ、チラシ、ゴミ。ギュウギュウ詰めだったところを、中身を厳選してポンポン捨てたんだった!母の悲鳴にも似た声で起きます。


リビングに入るなり「あんた!」と睨まれて、横では父が何とも嬉しそうに「ようやってくれた、ありがとうありがとう」と言っています。

この家はとにかく、物が多い、多すぎる!あらゆる隙間にギュウギュウと、あらゆる温泉旅行で買い集めた食材や、あらゆるところでもらってきたおまけ、壁際の棚の全部が要らないもので埋め尽くされているので、具合が悪くなりそう。こちらも負けずに、朝食の後で冷蔵庫を磨き始めると、母も刺激を受けて、これ捨てる、そうポンポン不要なものを捨て始めました。嬉しそうな父。

父は「俺は本当は、なーんにもない空間で暮らしたいっちゃん。でも母ちゃんがどんどんどんどん、色んなものを買ってくるやろ?勝手に捨てたら、何で捨てると!って言われて。お前が捨ててくれてうれしい」と心底嬉しそう。

父は、母が勝手に注文して、お父さんこれでも作っとき、と言われて作ったロビ君を見せてくれます。「ロビくん、腹筋して」と言うと、懸命に腹筋してくれるロビ。。父はこれを持って帰るか?と言うけれど、いらない、そう断ります。

空港で見送られるときが一番、嫌。母は無理やり、私に一万円札を入れたぽち袋を握らせました。羽田に着いてもまだ泣きたいので、キンドル君に入れた吉本ばななちゃんの新刊エッセイを読みます。

家に帰ると、仕事から帰ったTPはシャワーを浴びていました。ただいまー。


風呂から出てくると、扉から頭をピョコンと出して、はしゃいで見せてくれるTP。あー、帰ってきたんだな。また、私の生活が始まる。晩ごはんは福岡で買って帰った、ウエストのうどんです。しみじみと、おいしい。