小池さん、弟、ヨーロッパ

今日も電車に乗っておしごと。風邪を抱えては辛いです。でも、ごはんと旅行のためにがんばる。こないだ、近所のサンクスが看板を付け替えてファミマになりました。ファミマならTポイントがたまるのでうれしい。すぐに冷やかしに行って、アンチエイジングのクリーム的なものを買ってみます。

いい感じ。

出勤してみると、突然、上司が変わると言われました。へっ?と思いつつも、紹介された人が何だか氣の抜けたような人で、同じチームのKちゃんとフニャッとなります。ラーメンの小池さんを縦に伸ばしたような人。Kちゃんが早速、チャットで「無防備!癒される!」「みて、あの表情、笑ってる!」など送ってくるので、吹き出さないように悟りの心持ちでチラッと見ると、口を少し開けてニッコリしながらスマホをみています。死にそう。

新しい上司はFさん。私が自分のデスクで自前の湯沸かし器、リトルボコボコでお湯を沸かしていると言うと、息を吸って、とても驚いたような顔で「そんなの持ってきている人、初めて見ました。扇風機とか、加湿器とかはあったけど」などと言うので、Kちゃんとまたウフフと笑い合います。色々あったけれど新しく上司ができた。Kちゃんには、向こうにとっても安心したかもね、あたしたちが、髪をかきあげながらフンッってするタイプじゃなくて、そう言うとKちゃんも、ですよね〜、こんな感じで(妄想の仕事ができて人をバカにするような女を演じて)、パソコンカチカチやる人じゃなくて、と答えてくれました。

まったりと。ゆったりと。新しい上司の小池さんとこれから、Kちゃんと3人チームで、ずるずると、働いて行きたいと思います。


夜、弟が出張のついでに泊まりにきました。ばーちゃんの葬式のことを聞きます。色々あって、喪主の挨拶を実家の父がすることになったそう。結果としてダダスベリだったそうですが、帰りの車で父が「挨拶、急に言われて・・・どうやったや?」と聞くと母が「すっごく良かったよ、面白かったし、故人が偲ばれて、すっごく良かった」と言ったそう。弟がこっそり母に「あんたも口がうまくなったね」と言うと、「やろ?あたしだって成長しとるんよ!」とものすごく鼻高々だったことを教えてくれます。やっぱり、おばあちゃん(父方の祖母)のときの方が、ドラマのように泣けた。ばーちゃん(母方の祖母)のときは、対等に遊んでくれた思い出や、丸ごと受け止めてもらえた愛情の深さが強すぎて、まだ泣けない、そう言い合いました。


やがてTPも帰ってきて。月末の誕生日旅行のチケットを予約するのでてんてこ舞い、あらゆるID、パスワードを再発行したりブラウザを替えたりしてようやく、TPが決めた旅行先、オーストリア着、チェコ発のチケットが取れました。一体、どんな国なんだろう?TPはヨーロッパが好きなんだろうか?全く知らない国に行くんだ、不思議でなりません。TPが弟と友達のように話してくれている声が聞こえるのも、たまりません。ところどころ聞こえてくる、私の悪口すら。