おしごと

朝、久しぶりに炊きたてのごはんでおむすびを作ってはポイ、作ってはポイと出してみるとTPはパクパクと食べてくれます。おむすび屋さんになろうかしら?いい奥さんは今朝もTPを駅まで見送って、平日休みを堪能します。案の定、福岡の両親から電話。どこでどうしてそういう話しになったのか、亡くなったばあちゃんの位牌を私が彫るということになっていましたが、あまり重たく受け止めずにいよう、彫れるとは思えないから。父は「明朝体で戒名をプリントアウトして、その通りに彫ったら?」、母は「表は彫って、裏は筆で書いて」、私は「つい安請け合いしたけど、彫れんね」。家族の攻防戦は続いています。どうしてそんなことになったんだろう?

録画しておいた、セブンルールという番組にシングルマザーのクッキー屋さんという女性が出ていました。彼女の、キツい人生を笑ってやり過ごすかのような態度がとても好きで、続けて3回観ます。わたしも叶え組としておしごとがんばろ。



夕方、晩ごはんの買い物ついでに散歩に出ます。おしごとのことが色々、やっぱり、頭の中にこびりついて離れないので。歩いていると「位牌のことは、私に頼んだら一年くらい待ってもらうよと言おう」とか「仕事でいつも、いついつまでにできると答える期間が短すぎたんだ、もっと長く余裕を持って返そう」とか、そんなことを思います。これからは、もっと長い時間をもって対処しよう。例えば年賀状だって、来年6月に届いたっていいくらいの勢いで。年中風邪引いてる、そう、これが私の普通ってくらいの勢いで。自分にはできないこと、得られないものがあるってわかることが大人、心おだやかに過ごすコツ、みたいなことを曽野綾子だって書いていたし。幸いにして、私には私というひとがとても真面目で大胆で、自由で毒舌で一所懸命生きていることを知っている、そのことを愛しく思っていることがわかっているので、色んな不平不満は消化できると思っています。あーあ、明日はまたお仕事か。何とか乗り切ろう、親分ができてうれしいし、近くに本屋だってあるし。親分が年上かどうか、誰かにこっそり聞いてみよう。最年長って、私にとってはとても嫌なものです。