褒美の日

朝6時過ぎに起きて、最寄りの駅でRCと待ち合わせ、今日は埼玉県、秩父三峯神社へ行きます。寝起きで顔まんぶくれ。三峯神社ってどんなところだろう?とにかくパワースポットらしい、毎月1日に白いお守りが売り出される日には大変な渋滞になるほど秘かに人氣の神社らしい。

電車を乗り継いで、三峰口駅まで。そこから1時間に1本ほどのギュウギュウバスに乗って山道を、くねくね、くねくねと1時間かけてバスは上がります。ダムを渡って、川沿いの道、やがて山だけの景色になります。終点の三峯神社にお昼前に到着。

参道沿いにある食堂で、山だけの景色を見ながら名物だというカツ丼を食べます。優しい味!このまま神社なんてお参りしないで、この畳の上で山だけの景色を眺めながらただここに座っていたいとすら思います。


はっ、そうだった、神社にお参りに来たんだった。コートの前を合わせて、店を出て鳥居をくぐります。こちらの神社の狛犬はオオカミらしい。頭を下げて進みだした瞬間に、空氣がピリッと冷たく目を覚ましてくれるのを感じます。

そもそも、何であたしたちここに来たんだっけ?RCが誘ってくれて、私も絶対に行こうと答えて。近いようで遠い場所、遠いようで日帰りできるほどの近い場所。RCとはご先祖様が何と同じ神社に祀られているという運命もあるけれど、それだけじゃない必然があるのでしょうか。

それはさておき、三峯神社はピキーンと凍った空氣の中、完全に迎え入れてくれる優しさもある神社、遠くて近いところまで来て良かった!

職場のお土産に飴など買って帰ります。また1時間バスに乗って、何時間か電車に乗って。特に運命が裏返るほどのパワーをもらったわけじゃない、ただこうして友達と電車に乗って半日旅行をして、また電車に乗って帰るこの時間こそがご褒美。秋晴れの土曜日、ご褒美をもらったことが、ものすごーーーーくうれしい一日です。また絶対に行きたい、三峯神社