ご近所トラブル

20 センチュリー・ウーマン [DVD]

20 センチュリー・ウーマン [DVD]

20 センチュリー・ウーマン。マイク・ミルズ監督の映画を朝からDVDを観ます。手触りのある映画!70年代生まれの主人公から見た母親の人生を中心に、登場人物それぞれの心情とともに綴られています。つかめそうでつかめない感覚、知りたいけれど聞いても答えてくれないだろう感覚が、ぱつんぱつんに入っている映画、この監督の他の映画とともに、ひと晩中観ていたいような映画です。

とうとう堪忍袋の尾が切れた!このところ、アパートの奥に何人で暮らしているんだかわからないベトナムからきた男の子たちのポイ捨てがひどくなって、朝、アパートの廊下に出ると玄関前に、廊下におむすびの殻や、弁当の容器と箸、レトルト食品の空き袋、ゆで卵の殻がポイッと捨てられていたり、廊下のトタン板にヒョイッと挿してあったりしていました。彼らは居酒屋でアルバイトをしているので昼夜逆転で時間帯がなかなか合いませんが、今日は部屋の電氣が点いていたので、ドンドンドンッ!と玄関ドアを叩きます。

家主?のドンくんが眠たそうな目で出てきました。「この頃ずーーっと、部屋の前にゴミが捨てられてる」と訴えると、「僕たちじゃないですねぇ、僕たちはお金無いからコンビニで買ったりしない」一瞬、信じそうになりましたが「でも、私たち以外に誰も2階には住んでないでしょう」とゴミが悪氣無くとはいえ、普通に刺さっていたり食べたまま箸と一緒に置かれるように捨てられているのです。「ドンくんがやったとは思わないし、ドンくんだけにこういうことを言うのは申し訳ないと思う、本当に違ったらごめんね。でもお友だちが捨ててるかも知れないでしょう?だから、お友だちに聞いてみて。もし見つかったら、うんと叱っておいて」そう伝えます。これが噂のご近所トラブルか。一方で、ドンくんたちじゃない可能性も考えてみます。誰か見知らぬひとが夜中にアパートに上がってきて、食べ散らかして、空き容器を箸とセットで置いて去ることや、レトルトパックをトタン板に挿して去るところを。迷宮入り。