行方不明だった彼女

勉強法 教養講座「情報分析とは何か」。佐藤優少年の日記がとても好きだったので、わかった氣になってこんな本を読みます。山猿のスイカ頭にもスーッと入ってくれる説得力がある本でした。もっと読みたい。

働いて帰ってきて、頭も洗って晩ごはんの準備をしていると電話が鳴りました。「もしもし、わたくし浦安警察署、地域課のMと申します」ドキッとします。自転車の盗難届けを出されましたよね、のフレーズでついに、ついに来た!と胸が高鳴ります。私は盗まれた自転車のことを一日だって忘れたことはありません。いつだってあの子が戻ってくる日を待っていたのです。どうやら、警察官の声かけで盗難自転車だとわかったよう。「取りに来られますか?」浦安まで!?無理です・・・と言います。すると「明後日はご在宅ですか?」家まで持ってきてくださると言うのです。どうしましょう。申し訳なくて頭が上がりません。お茶とかお菓子とか、用意したほうがいいのかしら。


それにしても、千葉まで一直線に向かったのか、数人の自転車泥棒が乗り継いでたどり着いたのか。今の状態はどうなのか。とはいえオレオレ詐欺的な電話だったらいやなので、着信の番号を検索すると末尾が110、本当に浦安の警察署でした。うれしいな、こんなことってあるんだな。あの子が帰ってきたら、すぐにメンテナンスに出してあげよう、クレ556とかもプシュプシュしてあげよう。たっぷり磨いてあげよう。チリンチリン!