スイッチひとつで

その話は今日はやめておきましょう。荒野ちゃん小説を図書館で借りて電車の行き帰りに読みます。ひとの動機を描かせたら日本一だな、などとうっとりしながら。

音楽ヲタクのSさんが来月で退職することになったのであわてて誘ったランチ。タムくんのイラストTシャツを着ているのでその話題や、どうして辞めようと思ったのか、いつから辞めようと思っていたのか、これからどうするのか、何に興味があるのかなど、根掘り葉掘り。要するにSさんは根掘り葉掘りしやすいタイプのひとです。Sさんたら、ついこないだ異動してきて歓迎会したばかりのに、もう送別会だとご近所デスクさんたちとも大笑い。

神社に本氣でお願いしたからだけではないでしょうが、昨日まで意地悪だと思っていたひとが自分のスイッチを切り変えたことで、全くそうじゃなくてさっぱりしたいい性格に見えてきたことは、ものすごいこと、私にとって人生の転機のような、この感覚を一生の宝にしたいようなことだ。スイッチひとつなんだ。