日曜日。TPは今週、平日休みが無い、6日連続勤務や、そううなだれています。花見に行きたいと言うので、タイで買ったゴザを持って、1枚買ったらもう1枚無料という宅配ピザ屋でピザを買って、いざ庭へ。今日も御苑は大入り満員です。ピザの生地、まんまる。
ここは私の庭だって決めているから。素人は入り口近くで場所を取りがちなのよね、みたいなことを言いながら、奥座敷へ。タイのゴザ、ついに庭デビューです。
家で敷いていたときには、セミダブルベッドくらいに大きく感じたゴザも、庭で敷いてみると、寝転ぶと足が出ることがわかりました。ガッカリ。足を入れようとすると、頭がはみ出して芝生だらけになります。仕方ない、もう一度タイに行ったときに、もっと大きいサイズを仕入れてくるしかないな!それでも寝転がると、音の伝わり方が部屋とは違うのか、遠くの会話もすぐ近くに聞こえます。「でも子ども産んだのエライよー」「鮨、うまっ」「デザート食べれるよね、食べれる」「I joined ・・・」寝転がると、遠くの会話も近くの会話も全部聞こえちゃいます。
太陽はすぐに雲に隠れてしまって、寒くなります。早々に庭撤退。てくてく歩いて新宿まで。映画館には、ティム・バートンの新作、ダンボのダンボちゃんがいました。肉眼で見ると可愛いのに、写真に撮ると途端に恐ろしくなるのはどうしてだろう?不思議でなりません。
TPがツタヤに行くと言うので、私は紀伊國屋書店の2階で待っています。興奮して3冊買います。
- 作者: ビルギット・ヴァイエ,Birgit Weyhe,山口侑紀
- 出版社/メーカー: 花伝社
- 発売日: 2017/10/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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マッドジャーマンズ。ベルリンの壁崩壊(というより東西ドイツ統一)前後の、当時社会主義だったモーリタニアからの移民(という名の労働者)たちの、労働を通してのその後の人生までを描いた漫画、ノンフィクションのエピソードを架空のキャラクターに落とし込んで、描かれています。
多和田葉子の帯のコメント(表側)
『移民文学については、もう読み飽きたと思うことさえあった。
ところがこのグラフィックノベルは
これまで知らなかった入り口から、私の中にすっと入ってきた。
登場人物ひとりひとりにちゃんと体重があって、
顔も体も美化されていないのに目をひきつける。』
だとよ。こんなこと書かれたら、買わずにはいられません。裏側にはもっと詳細にコメントが書いてあります。なので、夢中になって読みました。はっきり言って、ギャグのセンスがバキバキととんがっているから、同時にイマジネーションを膨らますような絵の描き方だから、大切に読みます。グッときます。
大きい声では言えないこと。前からもしかしたらそうかな?と思ってはいましたが、どうやら、ニンニクをぶつ切りにしてスープに入れて食べると次の日にうんちがもりもり出ること。ニンニクって便通に良いのだろうか、腸が健康になると肌も調子良くなるかも、これからはもっと、ニンニクを晩ごはんに使ってみよう。TPの慢性疲労も、私の常時不調状態も、治るかも知れない。わくわく。