おじさん2ペア

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電車に2時間乗って、どこかよくわからない遠い街へ。おつとめさきの研修があるのです。同僚の男の子たち数名と駅で会って、集合場所に向かうと、年齢層の高いグループが4人、すでに並んで立っていました。「おじさん4人」「おじさん4枚揃った」「おじさん2ペア」とか小さい声でみんなでからかいながら向かいます。いひひ、おじさんってそれだけで面白い。

まずは、知っているようで知らないこともあるからと自己紹介をし合います。いつも一緒に働いているのに、本当に知らないことだらけで驚きます。自己紹介が長引いて、昼ごはんを挟んで延長線。ひとを知るのに時間をかけるっていいな。それでも、遊びに来たんじゃないのでみっちりと研修を受けます。そもそも私はチームのひとたちを管理したくない、良く言えば自由主義者、裏返せば無責任な山猿だから、会社はこうやって社員のモチベーションを上げて最大の効果を得たいんだろうけれど社員にとっての見返りはスキルアップだけになるんじゃないかと疑問を持ちながら聞きます。同時にその疑問は自分で何とか解決しよう、とも思います。

夜の宴会も終わって、2次会をしそうな雰囲氣だけれどはっきり誘われたわけじゃないからと遠慮して、温泉に浸かって、缶ビールを買って、ひとり部屋に戻って乾杯します。私って強く誘われないと行けないって一体どういう性格なんだろう、父親も同じ性格、ただ皆んなでワイワイ楽しくできないんだな、あはは。

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それにしても、それぞれの生い立ちとか転職歴を聞くのは本当に楽しかった、職場のひとにビビる感覚が少し減った、私は女性ひとりだけだけど調子こいていっぱい質問したり、ペラペラと自分のことを喋ったりしたな。おじさん4枚とか言って笑ったけど、本当は私より年下も多いんだよな、あはは。そう思いながら、ベッドに横になるとあっと言う間に眠ってしまっていました。早起きしたから眠たかったんだな。