一瞬凍る

和氣あいあい楽しく仕事していたところ、新人ギャルが周りの空氣が一瞬凍るほど失礼な態度を取っていたので、珍しく注意してみます。人の少ないところに呼び出して、さっきの態度はあんまりでしたよ、と優しく伝えてみたところ、そんなつもりじゃなかった、でも私を不機嫌にさせる会社の体制が悪いみたいなことを延々泣きながら訴え始めたので驚きます。さらに私たちのチームのことを「ハッキリ言って、怖い」と睨まれた(と感じた)ので、驚きすぎて椅子から転げ落ちそうになります。「本当に?本当に、本当に?怖いどころかものすごく優しく接していたつもり。チームのひとたちも、質問されたら一所懸命答えて、フロー改善してきたのに。私だってあなたのこと怖いよ。困ったね」と答えます。私はサッと、次から注意してね、と大人の女性風吹かせておしゃれに立ち去るつもりだったので、想定外の成り行きに呆然とします。ちょんっとつつくとすぐに泣いてしまったのは、きっと彼女も心に貯めていたことがあるんだろうと悲しくなって家に帰ってから私も床に突っ伏して泣きます。