絵と、トイレットペーパー

雨。そして今日は寒くなるとの天氣予報。寒さとコロちゃんに負けないよう丹田に力を入れて、RCと日本橋のギャラリYUKI-SIS(ユキシス)へ。

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私の写真の腕前はさておき、黒坂麻衣さんという方の絵を見るのは恐らく初めてなのに、ものすごく当たり前のように自分の中に絵が流れ込んできてます。スーッと、喉がうるおうのと全く同じ感覚で。最初はRCと私のふたりだけだったので、ギャラリーのオーナー、ゆきさんという方が「雨の日サービス」としてコーヒーを出してくださいました。そしておもむろに始まる会話。娘さんを亡くされたお母様の様子を伺ったり、どうして黒坂さんの絵に惹かれるのかを語り合ったり。RCは美大で教わった、ある教授が東北の方のグレースケール感覚の幅広さには敵わないと言ったことを共有してくれたり(雪の景色が大きく関係しているそう)。

 

やがて、他のお客さんたちや黒坂さんとのお知り合いらしきひとたちがどんどんやってきて、みんなで絵を見ます。いえ、絵の向こう側を見て、耳を傾けます。

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ギャラリーの真ん前のお蕎麦屋さんで、きのこ蕎麦。私は昨日だか一昨日だかの夢とうつつの間の時間に、ギャラリーでオーナーの方からコーヒーを出してもらって、会話する景色を見ていました。近くのミカドでお茶。延々と、それぞれが喋りたいことを喋る。氣兼ねなく、丸はだかの心で。コロちゃん騒動中に、絵を見た日。100点満点の一日。我が家のトイレットペーパーはあと1玉になったので、RCが貴重なトイペを2玉も分けてくれた日。