子猫を買いに

今日の朝さんぽは、TPと徒歩20分のレンタルDVD屋さんまで。往復して、戻ってきてから、「岸辺のアルバム」をぶっ通しで最終回まで。修羅場を乗り越えた先の災害。「3本の指に入るくらいの、名作やね!」などと言いながら。ありがとう、山田太一、ありがとう杉浦直樹、ありがとう八千草薫、ありがとう中田喜子、ありがとう国広富之、ありがとう竹脇無我、ありがとう風吹ジュン、新井康弘、沢田雅美多摩川・・・(遠くからTPの、誰の3本の指?とか聞こえてきたので、私の3本の指と答えます)

 

晩ごはんは、またしてもぶんぶんチョッパーのぶんぶん熱が止まらないので、米粉お好み焼きを焼きます。TPに「米粉買ってくる」とスーパーへ出ようとしたところ、「こねこ?」と聞き返されて吹き出して笑います。本当に私が、子猫を買って帰ったらどんな反応だろう、などと子猫を買って帰る妄想。

今日でパラビの2週間無料お試し期間は終了。最後にTPが観たことないと言う「ソープ嬢モモ子シリーズ」を観ます。

 

観始めてすぐに「これは、私が子供の頃に観て、衝撃を受けて、何度もTPに『若いOLが土地を買ってね、佐藤慶がね、その土地を元々買っとって事情があって売ってしまって家族に言えんでね』」と、何度も何度も、何度も話していたドラマだと氣づきます。私の記憶と全く違うのは、土地を買う女性の職業がOLではなくソープ嬢だったこと、何よりも私の記憶では主役は「柏原芳恵」だったのです!!物語や映像の記憶は当時のまま、ただ、職業を主演が違うので、私は何が何だか混乱して、泣きそうになりました。

 

トラウマになるほど衝撃受けた2時間ドラマとしては「小柳ルミ子なべおさみが夫婦役で、体温計の水銀でなべおさみを殺そうとするドラマ」、そして「桃井かおり主演で、行方不明の兄の謎を沖雅也扮する刑事が解明するドラマ」が残っています。そして「子供が殺人犯で、家のひとを金魚鉢を頭にかぶせて窒息死させるドラマ」は、十数年前になにかのきっかけで、大林宣彦監督の作品だと教えてもらって、観直すことができたっけ。

 

それにしても衝撃を受けたドラマ、記憶に残るドラマの主役が違うだなんて、私の記憶の中のドラマはどこに行っちゃうんでしょう、柏原芳恵が主演のドラマ、脳内再生が完璧にできるほどの脳内ドラマは。どちらにしても、無事、無料期間内でパラビを解約しました。さよならパラビ、ありがとうパラビ。