玉手箱

映画「海辺の映画館ーキネマの玉手箱」を観に朝から映画館へ。客席をひと席おきに埋めるのは、長年の大林ファンという顔ぶれ、白髪頭の男性たちが多めです。そして映画が始まると、いつもの突飛な展開、押し寄せて逃げ場のないナルシシズム、耳をこじ開けるように流れ込む平和へのメッセージ、終わりの無い言葉たち。ついに音を上げて映画館から逃げ出すファンたち!いろんな意味ですごい映画。ある意味において圧倒的な芸術家。大林監督の映画に何度も救われてきたのだから、私は最後まで観ました。がんばって、受け止めました。