憧れの笠間

朝8時、お風呂に入って朝ごはんの会場に行きます(だし巻き玉子が偽ものだった、練りものみたいな歯ごたえだった)。納豆を取った後でお粥を取ってしまって少し呆然とします。白ごはんで食べたかった。

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今日の予定はまず袋田の滝。隣りの駅まで代行バスです。時刻表によると9時10分に袋田駅行きのバスはあるらしい。しかしTPが昨日大子駅の駅員さんに尋ねていた、10時35分の袋田の滝行きのバスというものがあると言うので、もうひとっ風呂浴びて出発です。(駅まで徒歩20分…)

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昭和の旅館、お世話になりました。ところが、袋田の滝行きのバスは来ません。バスの運転手さんに尋ねると、10時42分発だそう。とにかく、そのバスに乗って、最寄りのバス停で降りて、徒歩20分。

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300円払って、トンネルを通って。

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上から眺めたり下から眺めたりできるけれど真ん中から眺めるのが氣に入った、たっぷり20分ほどベンチに座って、じーっと滝を眺めます。老夫婦の奥さまが夫に何度も自分のワンショットをスマホで撮り直しさせているのも、じーっと眺めます。

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なぜこんなにゆっくりしているかと言うと、袋田駅行きのバスは13時過ぎだからです。滝で2時間過ごす必要があるのです。お腹も減っていないけれど、蕎麦を食べたりしてみます。おいしくていい蕎麦屋さん。

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バスに乗って到着した袋田駅でも、13時53分発の電車が来るまで40分の待ち時間があります。ふと駅員さんに「これから笠間に行こうかと思っているんですけど、笠間って言うのは駅出たらすぐに焼き物とか買えるんですかね?」と尋ねたところ、笠間の陶器は駅から少し離れたところにあるから、水戸の到着が15時8分、そこから笠間に行って16時頃からバスか何かで向かったとしてもコロナの影響で店も早じまいしているかも知れないとのこと。

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電車に乗っていると先ほど笠間のことを尋ねた駅員さんがタブレットを持ってきてくれ「あれから調べたんですけど」と地図を見せてくれ、駅前で自転車借りたら何とか回れるかも知れないとのこと。ありがたくて涙が出ちゃう。何て茨城県の方たちは優しいんだろう。

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水戸駅まで、ぐうぐう眠ります。1時間以上の道のりを

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水戸駅で降りて、ご先祖さまのお墓の方に向かって心で祈ります。また絶対にお墓参りに来ますからね。

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笠間はまたにしよう。特急ひたち。私の大好きな電車。TPも「…これ、くせになるな」とか言っちゃってます。そうでしょう?行きは2時間半かけてようやく水戸だったけれど帰りはわずか1時間のぜいたくな旅。テンションも上がります。車内販売で、帆立の貝柱のおつまみを買ったところ1,000円だと言うので「高いですね〜」と驚いて売り子さんと笑い合います。1,000円もする帆立の貝柱は、5分の1くらいかじってみても口の中で十分に膨らんで大満足です。またいつか買おう、帆立の貝柱。肉のハナマサにあるかな?17時過ぎには家に到着して、晩ごはんは冷蔵庫の自家製パンツェッタ(塩豚)で、豚汁です。おいしいのなんの。それにしても憧れの笠間は、まぼろしの笠間になってしまいました。いつか絶対にレンタサイクルに乗るぞ!