ネトフリで、ディックジョンソンの死という映画を観て、荷造りして、リュック背負ってキーンのサンダルを履いて、出発。渋谷のドーミーインまで、徒歩で往復する計画です。
てくてくてく。いいお天氣、汗ばむほど。歩いて歩いて紫金飯店へ。先日は玉子チャーハンとレバニラ、単品を食べたので今日は何としても定食を食べたい。お店のひとたちはとっても元氣で席を案内してくれるので「さあ、食べるぞ」と氣分が高まります。今日は鶏と季節の野菜の塩炒め定食。おいしい。
てくてくてく。歩いて原宿へ。あふれるひと、ひと、ひと。てくてく歩いて、渋谷へ。チェックインまでまだ少し時間があるので、ＴＰリクエストで閉鎖となった映画館、アップリンクへ。「つぶれた映画館も見たいって、ＴＰ優しいね」と言ってみます。建替えが予定されている東急百貨店も、屋上へ上がってみます。Ｂｕｎｋａｍｕｒａの映画館は何度も行ったけれど、その横の東急百貨店は敷居が高くてあまり入らなかったな。
ドーミーインにチェックインします。はめ殺しに見える窓を何とか開けると、少しだけ開いた間からお墓が見えます。お墓の湿った匂い。２階の浴場へ。土地柄、狭めの浴場だけれどひっそりとしていて落ち着きます。サウナに命をかけているようなパイセン２人連れ、氷の入ったプラカップとポカリスエット、オロナミンＣを棚にスタンバイさせておいて、サウナ、水風呂、プラ椅子で休憩、を繰り返している様子。パイセンの邪魔にならないようサウナの端っこに座り、整えます。
ぐうぐうぐう。いつの間にか眠っていました。夕方の１８時、渋谷のドーミーは２時間無料のレンタサイクルがありました。ＴＰと１台ずつ借りて、いざ出発！自転車をこいで渋谷のスクランブル交差点を横切る心地よさ、ふと氣づくとＴＰがいません。あまりのひとの多さにはぐれてしまいました。その場から動かずにじっと良い子で待っていると、明後日の方向からＴＰがサーッと自転車でごめんごめんとやってきて、焼き鳥屋へ。ＴＰいわく２０代の頃は、店の中を覗いた瞬間、そのお値段に「高っ」となって入れなかったという店、それが今は、それほど高くないと思えるのが喜び。１串３００円以上だから高いように思えるけれど大ぶりの肉なのでひとり４串くらいでお腹いっぱいになります。皮、レバー、砂肝、なんこつを頼みます。ＴＰはなんこつナシの焼き鳥と、鶏唐揚げ。その鶏唐揚が絶品でした。ふたりでお腹いっぱい、お会計は３０００円。アルコールの提供を停止しているそう、だからお手頃価格で済みました。
それにしても渋谷のひとの多さよ。海外からの旅行者らしきひとたちも大量に、立ち飲みでビール飲んで大盛りあがりです。せっかくなので、道玄坂からセンター街、スペイン坂の方まで歩いてみます。ＩＫＥＡがあったので入ってみて、出てきます。（やっぱり買うものない）
いつの間にか２時間、自転車を返しにホテルに戻ります。自転車を返した後、そのまま近所（原宿！）を散歩してコンビニで缶ビールを買います。ベッドに寝転がってテレビを見ていると、いつの間にか眠っていました。パソコンを思い切って置いてきてよかった。今、渋谷と原宿の間に自分が居るんだと思うと、不思議な感じです。
