職探し

日曜日。朝、TPに「今日どうする」と尋ねると「まずは選挙行って…(大分から東京に出戻り)Sのとこ、行くか」と言うので「そうやね、行こ、そうしよ」と答えます。

 

TP弟Sちゃんに電話して、午後からならまあいいけどみたいな返事らしく。

まずは選挙行って、DVD観ます。

あら?と疑問に思うことが、後追い後追いで解消されて行くので、少し圧力がかかります。でも観てよかった。個人的には社会の同調圧力や古い価値観の押し付けは、自分で無視するなり喧嘩するなり穏便に話し合うなりする方針ですが、こういう流れが誰かを救っていることは確か、そう思いました。

 

電車に乗って、弟Sちゃんちの新居のある駅へ。家賃5万円台。一緒にランチすることにしているので、良さげな焼肉屋さんを偵察していると偶然、Sちゃんとバッタリ。「わっ、おう、偶然」みたいに兄と義姉と弟が数カ月ぶりの再会を果たします。元氣やった?元氣そうやね。

 

焼肉ランチを食べながら、あれこれと話しをします。最初、Sちゃんがあまりにも喋らないものだから「これじゃまるで、スターとインタビュアーみたいやないの。私たちが質問するばっかり」と言って笑います。そう、Sちゃんは私やTPに、質問するということがほとんど無いのが不思議だったけれど、Sちゃんはすぐに、実家に戻ってからの日々、家族と過ごして感じたことをあれこれ話してくれます。Tママを車に乗せてスーパーに何度も通ったこと。Tパパが夜中に何度もTママをトイレに行くからと起こすのでTママはいつも寝不足なこと。Tパパは数メートルくらいは歩けるけれど数十メートル歩くのはつらそうなこと。

 

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Sちゃんちへ。暗い。どうやら部屋の電氣をまだ買っていないとのこと。そしてカビ臭い。窓を開けてクックルワイパーで床を磨かせてもらったら、カビの臭いは軽減します。でも、壁紙も新しく、ユニットバスも清潔で、とても良い部屋だと思いました。

洗濯機とホースの接続部分から水漏れがすると言うので直してみます。この部屋でSちゃんはどういう人生を紡いで行くのだろう。Sちゃんが地元を離れる寸前「この家、泊まらん方がいい。頭おかしくなる」と、素直な心からの言葉を電話で聞いた瞬間、私はSちゃんが本当の弟になったと思ったっけ。(実の弟ともそういう経験があるので)

 

ひとまず部屋の照明が無いので近くの駅の家電も売っているスーパーへ行ってみたけれどネットより高いとのことで今日もSちゃんは暗い部屋で過ごすそう。弟よ、さっさと部屋を片付けて、電氣も取り付けて仕事探しなさい。何でもいい、食べて行けるだけの収入さえ得られれば。