おいしいとは言わずに

あー出社したくねーと思いながら渋々出勤。コロナだから行きたくないというわけでもないのが不思議、元々出勤したくないんだな、さては。(本当はしごとすらしたくないんだな、さては)

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会社に来たくないうえにデスクに居たくないものだからつい、11時過ぎにはランチに飛び出してしまいます。猛暑。ハンバーグを食べる。それほど食べたくもないのに。本を読んで、時間が来たので渋々職場に戻ると向こうから手を振るシルエットが、D君だ!このブログを始めるきっかけとなった写真を撮ってくれたD君と、お互いに転職やら買収やらあれやこれやでまた同じビルになったのですが、それほど会うことは無いのです。久しぶりの再会がうれしく飛び上がりそうになります。今度ランチ行こうと言い合って分かれます。

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午後、元隣席で現前席のKさんとしごとのぐちを言い合っていたときにふと、自分の洋服の首元を触ると内側にタグがあります。「あっ、後ろ前に着とった!どうりで苦しいと思った」と言うと「腕入れてくるくる」と言うのでこっそり両腕を入れてくるっと回して両腕を出します。「それにしても、後ろ前って久しぶりに聞いた」とかKさんが言うので「確かに」とか答えつつ心の中では(そうでもないな、結構あるな)と思います。D君にはバッタリ会えたし、Kさんとも笑えたしすっかりご機嫌でろうどうを済ませて帰る道。水色のマンションを見つけて、自分の住むところが水色だなんて最高だろうなと妄想します。

 

 図書館で借りて、行きと昼休みと帰りに読んだ本があまりにも素晴らしく(いくつか、とってもいいエピソードがあったので)、うっとりしながら帰りの電車で読むものが無いのでセレクトショップ内のミニミニ本屋で文庫本を買い足します。

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晩ごはんは手羽先とセロリの塩ポトフ。マスタードをたっぷりと添えて。私はものすごくこの料理が好きでおいしいおいしいと食べますが、TPはいつもそれほどでも無いようでおいしいとは言わずに食べます。それでもつい何度も作ってしまいます。きっと、ほとんど包丁使わずに楽々で簡単にできるから、しかもおいしくて(私だけ)。

 

夜DVD。何だこのダサいタイトルはと毒付きたくなるほど良い映画、自分の涙のように沁み入るドキュメンタリー。撮影している少年(後に青年)のことを全力で応援したくなります。もちろん友人たちも