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愛媛を旅行するので、初めて「坊っちゃん」を読みます。すっごい面白い、漱石ってすっごい性格悪い、松山のことボロカスに書いてある!
TPが、しまなみ海道をちょっとだけ自転車で渡るとか言っています。しまなみ海道というものにそれほど憧れていなかったけれど、そこまでは船に乗せてくれると言うので渋々了承します。
バスに乗って、
土生港まで。朝5時30分起きの即移動!
土生港から今治港までの船賃は、ひとり1780円くらい。案外高い。
通学の、地元の学生たちと一緒に快速船に乗り込んで、
昨日、向島のスーパーで買っておいた長天をムシャムシャと食べます。土生港>生名港>弓削港>佐島港>岩城港>木浦港>友浦港>今治港。学生たちがドーッと同じ港で降りたと思ったら、働く人たちがドーッと乗り込んで来て、またドーッと降りたらおじいさんおばあさんたちがドーッと乗って来てドーッと降りたりしています。1時間15分の船旅、心地よすぎて天国かと思います。
今治港に到着して、
お手洗いへ。明朝体もいいな。
商店街を抜けて、
今治駅まで歩きます。
今治駅で、レンタサイクルを借りて、しまなみ海道で橋を往復、25キロ!
来島海峡大橋にたどり着くだけでも、足フニャフニャ!中年夫婦は密かに、後悔という文字を心に宿しながら、とにかく自転車を走らせます。
やっとこさ、橋を渡る前のサービスエリアに到着。坂道だらけ。
ときどきすれ違うひとたちと、挨拶を交わしながら、懸命に自転車を漕ぎます。
よしうみいきいき館を往復地点にして、
また、橋まで自転車を漕いで、漕いで、漕ぎまくって、漕いで、上がります。でも。楽しい!!!
途中の馬島というところで、エレベーターで島まで降ります。絶対降りるべきと思います。また橋に戻って、ヘロヘロで自転車を漕いで漕いで漕ぎまくります。橋の途中で、タレントのは◯さんとすれ違って、うれしくなります。◯なさんも自転車で橋から写真を撮ったりして、とても自然な感じでニコニコしていました。
橋が終わってから今治駅までの道が、じごくかと思いました。でも、やっぱり自転車楽しい!!!松山市民のソウルフード?中華屋さんでごはんを食べて(TP、入店待ちの名前を書くときに、すんでのところでオバハンからドーンと割り込みされていた、かわいそう。TP、すんでのところで割り込まれがち)
今治駅に戻って、
次の特急電車まで50分、TPとお茶します。ナンプレもします。
お茶するときに、隣の奥さまグループが、ネズミ講の勧誘だったのでネズミちゃんたちに勧誘されるなよ!と心でエールを送ります。
電車に乗ったら即爆睡。
道後温泉駅から商店街を通って、
ガイドブックで見た瞬間から『絶対に買おう』と決めていた、湯籠なるものを買って、有頂天になります。ちょうど、今日は大分のTPママ誕生日、TPアイデアで誕生日プレゼントで配送してもらうことにしました。可愛いから、きっと喜んでもらえるでしょう。
オサレ宿にチェックインして、
宿の窓から、だんだんと暮れていく景色を眺めます。ついでに宿のコインランドリーで洗濯。
TPが、道後温泉の新館?みたいなところに誘ってくれ、お風呂に入ります。ゆっくりと。どうも、己の機嫌があまり良くないような、元氣が無いような感じで無口になっていると思っていたら、朝から移動して自転車に乗ってまた移動したから、くたびれているだけのことでした。宿に戻って、睡眠。
ちょっと眠ったらすっかり元氣になって、居酒屋へ。
太刀魚の、お刺身の、お、い、し、い、こと!!!
宿の大浴場にもゆっくりと浸かって、身体を芯から温めて、のびのびとさせます。TPは宿のサービスのレコードなんか借りて、部屋で流しちゃって「村上春樹の氣分」とか言っちゃってます。確かに、レコード独特の何かが、部屋に漂って。道後温泉に来てよかった。可愛い竹籠も手元にあるし、何から何までしあわせ。お父さん、しあわせに旅行しとうよ!と夜空に手を振ります。