早めの便で

朝、早めの飛行機を予約して東京に戻ります。いつでも、別れの場面が苦手、早々に立ち去りたくなります。弟に車を出してもらって地下鉄の駅まで、母と地下鉄で空港まで。

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父余命宣告騒動から、母と、話せていたようで話せていない感じ、ようやく地下鉄の混んだ車両で横並びに座ると、ほぐれて、普通に会話できます。「見てん、あのひと色が白くてきれい」「大学生のとき、ギュウギュウ詰めの車内で目の前のひとが心配して『ほら、おばちゃんのここ(膝の上)座りっ』て言ってくれた」「それにしても、お父さんのお骨忘れて、傑作やったね」「(傑作なのは、あなただけでしょうがね)お陰で温泉行けたし」「やっぱ、温泉は最高やね」空港のロイヤルで朝ごはん。母「私、あのひとみたいな髪型しようかな」「あのひと?十朱幸代そっくり。ウィッグやろ?」「ウィッグね!?」

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ロイヤルから見える景色で、母「あのひと、座っとうときはキレイやったけど、歩いたらやっぱりお婆さんやね」見た目の話しばっかり!私も、弟も、それぞれ「あんた、肥った?」と言われたっけ。

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飛行機でナンプレして、空港について、お目当ての店で手鏡を見て、思ったよりもうんと小さかったので買わずに帰ります。

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夜、TPが帰ってきて、うれしそうな顔をしてくれます。「おかえり」「ただいま」今日は、TPの好物の唐揚げ。お喋りしたり、録画しておいたテレビなど観ていたら、朝まで畳の上で寝落ちしていました。自由!