そうだ京都行こう

朝5時、夜行バスからポーンと放り出されて、慌ててダウンジャケットを着込んでみると、そこは京都でした。

駅の周囲をぐるっと一周して、

朝5時30分に開店するというマックへ。トイレに行ったり、ジャージから洋服に着替えたりモーニングセット食べたり、軽く荷物を整理したりします。すでに観光客と、通勤通学のひとでマクドナルドはいっぱいです。

まずは、今日のお宿に荷物を預けましょう。

京都は、自転車道が整備されていると見た。

TPの旅のしおりでは、まずは天橋立というところへ行くらしい。

約2時間のバス移動、途中でトイレ休憩もあります。

さ、股のぞきしよっ!と張り切っていると、何と股のぞきスポットは砂州を超えた向こうのお山だそう。ひとまず、フェリー乗り場で行きはレンタサイクルで帰りはフェリーのセット券を買います。

砂州への橋は、フェリーが通ると開く仕組みらしい!

自転車、最高!

こんなところで釣りをするのは、まるで天国の端っこで遊ぶかのようでしょう。

TPが、自転車を停めてはゆっくりと看板を読んだりしている間、湧き水を見つけてグビッと飲んだところ、立て看板に飲用はご遠慮と書いてあってびっくり。

私がグビグビ飲んでいたのを見て、後から来たおじいさんも飲もうとして家族に止められています。

  

合流したTPが「門、湧き水飲んだろう?」と言うので「何で?見とったと?」「やっぱりね!見てない見てない」湧き水とあれば、絶対に私は飲むなとピンと来たそう、看板に飲用禁止と書いてあるのを見ずに飲むだろうとわかったとのこと。ひっ!

石にちょいと彫ったようなお地蔵様たちが、ままごとのように美しく並んでいるのを見ます。

楽しい自転車旅も、対岸まで。少しだけ住宅街を通り抜けてみて、こんなところで暮らすのはどんな気分だろうと思いを馳せます。

自転車を返して、股のぞきスポットへの入り口となっている神社へ。

元伊勢籠神社。二礼二拍手一礼。今回の旅の無事を祈ります。

亀の上に亀がいます。

ケーブルカーとリフト乗り場前に、黒ちくわというものが売られていたので、買って食べます。野性味ある味でおいしい!!

わーい、リフトだ!

どんな景色かなっ!と。

股のぞきしているドラえもんも居ます。

誰もが股のぞきしています。

何度も覗きまくります。

ゴートゥー。かわらけ投げをして遊んだり、

地元のスーパーに立ち寄ったり、

戻りはフェリーです。

カモメの襲撃がすごい!

デッキに出ている誰もが叫び、頭をワサッとされ、子どもはギャン泣きし、老人は震え上がり、100円で買ったカモメのえさのかっぱえびせんも、買ったことを後悔するほどの恐怖、思わず見知らぬ周りのひとに配ったりして、みんなでギャーギャー言い合います。

帰りはバスじゃなく電車。ごはんを食べる時間が無くなったので、駅でお弁当を買って食べます。鯖寿司、おいしい。

牛肉いなり寿司、不思議な味。

グウグウ眠って京都駅に戻ってきます。

TP計画では、電車を乗り換えて伏見稲荷

駅出たらいきなりドーン!と大鳥居。

おみくじを引きます。末大吉とは初めてだ!世のため人のためで前途は光明に。

誰もが写真撮りまくりです。

想像よりも長く、大量の鳥居を抜けて、上り坂を途中で折り返すルートでぐるりと、豊川稲荷を見つけて拝みます。

あー、すごかった。稲荷詣での後で食べるおいなりさん。ゴマがおいしい!すっかり日が暮れて、京阪電車に乗って、ホテルの最寄り駅へ戻ります。

住宅街の工場、萌えー。

100円ローソンに寄って、飲み物などを買います。

6千円くらいの宿なのに、地域クーポンが6千円戻ってきます。この仕組み、一体何なんだろう?

早朝から、大観光地、移動、大観光地、移動でクタクタなので、なぜかホテルのロビーにある、無料白メシと無料味噌汁、お惣菜を100円ローソンで買ってきて、晩ごはん。

喫煙所から見上げる空。まだ魂が京都にたどり着いていない、巨大な景色と、テレビや写真で見ていた名所を確かにこの目で見たはずなのに、まだ実感がありません。