
朝、5時に目覚まし時計をかけて起きて、着替えも済ませて坐禅に行こうとしますが、そのままホットカーペットにゴロンと転がって「坐禅やめた」出勤前のTPが「やめた?」「うん」「いさぎいいー」気がつけばTPも居なくなってお腹が空いて、買っておいたどん兵衛を食べてまたゴロンとします。今日は数年前に漬けた梅酒の梅を何とかせねばと検索したり、掃除したりします。

そうだ、RCが仕事している街に行こう。何なら働いているところをチラッと見よう。電車に乗って、本屋で買っておいた本を読みます。
途中でびっくり、著者は男性でした。贅沢な文章を読みたくて買って、細やかな芳醇な食の表現を楽しもうとして、だんだんと料理の比喩が、少女のようとか熟女とか男を知ったばかりの少女とか少年とか、ドン引きしそうな気持ちを俯瞰で観察しながら何とか読み進めます。

福丸饅頭。職場近くの臨時販売イベントで買って、かじった瞬間、隣席のUさんと「おいしーー」と喜んだ饅頭を買います。

RCが働いている街を、ぶらぶらと歩きます。今日は暑くもなく寒くもなく最高の気候です。

大きい池のある公園に立ち寄ってみます。蓮の花が咲いています。

ペットボトルも咲いています。

好き勝手に歩くと突き当り、せっかく上がった坂を降りねばなんない。

カフェにも立ち寄ってみます。何じゃここは最高の空間だ。クラシックが薄くかかっているのも素敵。

ドイツに関連のあるメニューだそう。これにハンドドリップのコーヒーもついて1200円ってのは安い、何より、焼き上がるパンの香りと、コーヒーの香り、ザワークラウトの柔らかい酸味、ビーフジャーキーったら、1センチくらい食べただけで、舌の右サイドも左サイドまで喜んでいるのがわかるほどのおいしさ、もう、ピクルスだってたまりません。絶対にまた来たい。ゆっくりと本を読んだり手帳を買いたりします。

ところで、神楽坂の文房具屋さんで、久しぶりにシャーペンを買いました。ボールペンの、手帳の裏写りが気になってお店の方に相談して。最近の水性ペンはなめらかさ命だから薄い紙は裏写りする傾向にあるとのこと、いっそのことシャーペンがいいと教わって、確かに久しぶりのシャープペンシルは、身体が覚えている懐かしさが内側から湧いて出るような感覚です。

お土産屋さんで、久しぶりに皿を買い足します。300円とか400円とか「安すぎますよね」とお店の方とお話しします。この皿を作った作業所の方たちとイベントなどでつながりがあるとのこと。今日はいい日。おしごと中のRCとも少し会話できたし、大満足。

カフェを出て、坂を降りて、お客さんの多いパン屋さんでパンを買います。焼き立ての匂いにつられて、食パンをちょっとちぎって、ガムのふりして食べながら歩きます。

RCに、このあたりの街でビーフジャーキーを買いたいと言うと、駅にあるよとのこと。日暮里駅のショップ、手ぬぐい屋さんとかあるところと教えてもらったのに、私は手ぬぐい屋さんがあるのは西日暮里よ、みたいに思い込みで、でも行ってみるわと日暮里駅に着いてみると私が西日暮里駅だと信じていたのは日暮里駅の間違いでした。この思い込みを上書き修正するのはなかなか大変だね。

どちらにしてもビーフジャーキーを買うことができました。小分けに切って冷凍できて、冷蔵庫で解凍すればそのまま食べられるそうだから、びっっくりするほどのお値段ですが、少しずつ食べれば贅沢なお楽しみになりそうです。

電車に乗って帰りながら、今日はRCともお喋りできたし、働いているところもチラ見できたし、自然とニコニコしてしまいます。街がピカピカして見えます。

そうだった、梅酒の梅を刻んで味噌とみりんで煮詰めねば。一時はめんどうくさくて全部捨てようとまで思っていたけれど、梅を粗末に扱うだなんて勿体なさすぎると自分をビンタして、梅味噌を作ります。できあがったものを試食、うまくもなくまずくもない。TPの昼のおむすびに毎日、ちょっとずつ入れよう。RCが、落ち着いたみたいで良かったねと言ってくれました。何のこと?と思ったらいじわるおばはんのことでした。絶対に何とかなると信じてくれていたらしい。うれしい。

晩ごはんは、お麩とか椎茸とか小松菜、豚肉などを入れてくたくたに煮込んだスープです。TPは家に帰るなり「今日はカスハラで40分捕まった」と遠い目をしています。定年退職後のおやじの暇つぶしに、一所懸命はたらいているTPを巻き込むだなんて、乗り込んでって怒鳴りつけてやろうかしらと考えます。考えてみるだけで実際にそんなことはしませんが。TPはクレーマーの対応がピカイチなので(私の体感)、きっと乗り切って何とか平和を取り戻すことでしょう。そう信じています。
