バイオリン教室のように

朝、デスクで乗り換えの駅で買ったおむすびを食べます。即席みそ汁と。しばらくするとMさんが出社して来たので、モデル・タレント事務所から届いた合格通知と契約書を見せます。「あっ」と驚いてくれ、書類を渡すとじっくりと見てくれ「初期費用だけで済むのがいいですね」とのこと。毎月の費用が要らないらしい。「いや、でも我が家は今、話し合いの連続」「反対してるんですか?」「いえ、むしろ応援してくれているんですけど、心配しているような気がして」「大丈夫でしょう。いやー、でも、楽しみを見つけましたね、うらやましい」「Mさんも良かったらぜひ。反抗期の息子さんも」「それが最近、調子がいいんですよ」息子、学校に通うようになったらしい。「骨折った甲斐がありましたね」「ちょっとはねー、気にしてくれてるといいけど」1時間後、前の席のHさんが出社。合格通知を見せると「おっ!格好いい」「あの、大変厚かましいお願いなんですけど、後ろの方に契約書があるので、チラッとだけ目を通してもらえます?おてすきの時でいいので」「もちろんです」じっくりと、10分ほどかけて書類を全部見てくれ「事務所の取り分、50%なんだ」読み終えて「問題ないと思いますよ、一個だけ、契約日が中途半端なのと、契約終了日が無いのはへーと思いましたけど、自動更新だと思うので、契約日は自分が覚えやすい日にしておいた方がいいと思います」「ありがとうございます!ただ、我が家は話し合いの連続」「ご主人、反対してるんですか?」「いえ、むしろ応援してくれてますけど、占いで急にこんなことして、心配してるかも」「旦那さんは、初期費用を払うことには、アグリー?」「はい」「じゃあ、大丈夫ですよ。流れを見てると、すごくスムーズに、トントン拍子に進んでるから、このまま進めた方がいいと思います。正直言って、習い事の範疇だと思うので、今すぐ芸能人になるわけじゃないんだから、習い事だと思って。例えばバイオリンやりたい、それでバイオリン買っちゃいました、練習して発表会があります、そのためにチケット売らなきゃ、みたいな感じでいいんじゃないですか?」ジーン。

B長も出社していらしたので、事務所から届いた封筒を見せます。見た瞬間「おっ!」手をポーンと打って「おめでとう。ちょっと見せて見せて。書類に入っているマネージャーという方からの言葉に「ほら、言ったでしょ?笑顔がいいって。いやー、楽しみだなー、もしかして悪役とかやってみてもいいんじゃない?正反対だから。ま、がんばって、応援してる」「ありがとうございます」

ロッコクキッチンという興味深い本を図書館で借りて読みますが、内容が頭に入って来ません。

夕方、突然に頭痛、そして寒気。おつとめさきの近くの、行きつけの薬局に行って「急に、頭が痛くなって寒気がして」「食欲は?」「あります」「じゃあ、葛根湯」とのことで、デスクに戻ってお湯に溶いて飲みます。すっかり治ります。

家に帰って残業まみれのTPから電話。コンビニまで迎えに行くと、ひとやま超えてすっきりしたような表情になっています。今日、職場のひとたちに合格通知を見せまくった話しをすると、あきれたようにニッコリと笑っています。どうやら明日が休日なようで、今が一番しあわせな時間みたいです。