また、3ヶ月後に

朝起きると、8時でした。母がメロンドームで買ったパン、朝から3個は多いと思うよ、お母さん。

母の定位置には、ドリンクコーナーが作られていました。

今日は寒い。たまたま今日から沖縄旅行へ行くという弟一家と、空港で合流して昼ごはんを食べることに。道路に、あさりが落ちているのかと思ったら石でした。

早めに出て、到着した途端に弟を見つけます。

財布は母だから、弟は3千円もする定食を頼んでいます。あらゆる会話のすべての最後に、母が「山鹿でもね」と割り込むものだから、弟は「何回山鹿って言うんよ」と呆れています。それが母。自分が世界の中心。ホテルで若いと褒められた話しと、米屋さんでペイペイで払って若いと言われた話しを、弟妻のKちゃんに聞いてもらっています。沖縄へ行く弟一家と手を振って別れて、まだ1時間以上もあるので、空港内のショップへ。

母も私も、好きなものを買い込みます。

30分ほどあるので、コーヒーを飲みます。帰省すると、母が財布を開かせないけれど、さすがにコーヒーは私が買います。

母は「これ撮って」と、買ったばかりの、ごぼ天キーホルダーを見せます。

私は、色褪せた、二〇加煎餅のキーホルダーを付け替えます。すると母が、自分用に買ったリョーユーパンのリョーちゃんのキーホルダーも、一緒に付けたら?と、言います。

私はリョーちゃんの巾着などを買っているので、キーホルダーは要らないなとも思ったけれど、一緒に並べて欲しそうだったので、もらって付けます。手荷物検査で、母はいつまでも手を振っています。また、3ヶ月後くらいにね!泣かずに別れます。

何と、飛行機は天候の事情で1時間15分ほど遅れるそう。仕方ないのでビールを買います。

時間はたっぷりあるので、持参していたけれど読めなかった図書館本、初くどうれいん「うたうおばけ」を読みます。フラレ方が上手だと思います。「ルン婆」には吹き出して笑って、そこだけノートに書き出そうかとも思います。

飛行機に乗り込むと、父がまだ元気だった頃に、迎えに来てくれて連れて行ってくれた「天ぷらのひらお」が見えて涙がポロリとこぼれます(嘘)。

こういうことに、どんどん慣れたい。

どんどん慣れて、自分をジェットスターマスターにしたい。

成田に到着すると、ものすごい量のひと、ひと、ひと。スカイライナーも満席で、45分後の予約。

今日は本当に、待ちの日だな。母から持たされた、お隣の庭で取れたのをいただいたという、大量のみかんは、同じく母かが持たされたドナルド・マクドナルド・ハウスへの寄付の返礼品のエコバッグに入れて、持って帰ります。肩が千切れそうになります。

スカイライナーは海外からの旅行者と、巨大なスーツケースを大量に詰め込んで、東京へと向かいます。電車に乗って、いつものアパートに戻るとびっくり、かわいらしいひとが家を見上げていると思ったらTPでした。「あっ、おかえり!」「偶然やね」「仕事から帰ったら、まだ家の電気が点いてなかったけん、バーミヤン行ってきた」「飛行機が遅れたっちゃん」暗い部屋の電気を点けると、ルンバがちゃんと掃除してくれたようで、床の上には何もありません。3パックあった納豆は、1つになっています。またいつもの日常が、始まります。