目覚めたら有馬温泉。嘘でしょ?

朝食ビュッフェで、お腹いっぱいに朝ごはんを食べます。

リュックを背負って、有馬の高低差がものすごいところを下って、駅へ。昨日、たっぷり歩いた街を、目に焼き付けます。とにもかくにも高低差。

TPは、図書館で借りたるるぶを、熱心に読み込んでいます。昨日はあえて、六甲山をバスと徒歩とケーブルカーで超えたけれど、今日は電車を乗り換えて、あっと言う間に、神戸港へ。

神戸港ということは、フェリーに乗るらしい!あまりにもうれしくて、これまでの旅行で乗ったフェリーや船をお互いに上げて、港まで向かいます。歩いて、歩いて。仲の良さそうな御夫婦が歩いていらして、あら?と思ったら、手のひらサイズのミミズクと、1.5リットルのポットサイズのフクロウを散歩させています。「わ、かわいい!」と言うと立ち止まってくださって、手のひらサイズのミミズクはこれで大人らしい、今日はお散歩日和ですねと話すと、この子たちには日光浴が大切と教えてくれます。

港には、オリックスの選手の復興を近い会った記念のレンガが。私が大好きだった野村選手のサインも。

ひとり1700円払って、フェリーに乗り込みます。誰もが2階へ上がるけれど、私は絶対に1階派。海面が近いので、より迫力があるのです。

造船所や、船の修理、メンテナンスの施設を右手に、

船はやがて、大阪湾に出ます。

大阪湾から神戸港に戻ったと思いきや、右側に面舵一杯!真っ赤な神戸大橋の下をくぐってくれるという大サービス。「これは、お値段以上やね。サービス満点」企画者のTPはしてやったり顔。しばらくして「こんなにお値段以上の船はないね、サービス満点」「また言った、2回言った」とTPの鼻、ふくらんで。

ポートタワーにも上るそう。(それほど上がりたくなかったけれど)上がってみると、思ったより低くて驚きます。

高速道路と高速道路に挟まれたような土地にもホテルが建っています。六甲山系のうちの、どれが六甲山なんでしょう?本当に神戸という土地は不思議な作りです。横長の六甲山系がハーモニカだとすると、そこから、短い距離で海につながっています。その短い平地に住居やオフィスビルがギュウギュウ。福岡は、深いところに油山やらトンボ山があって、そこから砂州のように扇状に広がった土地に家があります。

さっき乗ったフェリー。おもちゃのよう。

人間っぽいアンパンマンが落ちています。どうやらアンパンマンミュージアムもこの近くにあるらしい。歩いて歩いて神戸駅に戻り、お次は、また電車に乗って、新長田へ。私はそろそろお腹も空いているし、たっぷり歩いているので、クタクタです。

鉄人28号の巨大な像がありました。じーんと感激します。TPが、いまおかしんじ監督の「れいこいるか」のラストシーンに出てきた像だと言っていたけれど、本当に、その映画の感動が蘇ります。何より、この街の人々の個性、車椅子に乗っているひともいれば、杖をついているひと、お年寄り、タバコだってそのへんで吸いたい放題で、誰もが鉄人28号を見上げて写真を取って、買い物帰りのひと、ただ暇をつぶしているひと、笑顔で、そこに現れた非日常のヒーローが、見守っているし、誰かを励ましているようです。

本屋さんで、思わず本を買います。

電車に乗って、中華街へ。こちらは腹ペコ、TPはこだわりのひと、正式な門から入りたいと言うので、じっと待ちます。ガイドブックをよく読み込んで、TPいわく正式な門へ。確かに、私は「ここやない?」と何度も路地に入ろうとしたけれど、正式な門はとても華やかで賑わっています。

端から端まで歩いて、普通の定食を食べます。

春節の期間なので、とても賑わっています。北京ダッグ巻を買って食べます。お店の方に、元町駅から三宮駅まで歩けますか?と尋ねると、はい、歩いて7分か8分とのこと。

それなら歩きましょう!朝日何とかホールみたいな、優雅な建物のある場所を通り(旧居留地)、大通りを六甲山の方へ曲がって、足、もう限界です。

三宮のアーケードの商店街を通って、足限界です。

駅から徒歩8分の宿へ。チェックインします。




たまらないです。この全ての灯りに、誰かがいるということが。

汗をかいたので、洗濯します。

有馬温泉で買った、有馬温泉限定デザインの手ぬぐいも洗って、乾かして、畳みます。

外に出て一服して、戻ります。廊下の狭さが昨日とは真逆です。TPは、ぐうぐう眠っています。旅程を立てるのは、くたびれますものね。

そろそろ、晩ごはんへ出かけましょう。道を歩いている、ボトックス系のとてもキレイなお姉さんに「すみません、この辺りでお好み焼き屋さんはありますか」と尋ねると「この辺は、もう、正直ここまでしかお店がないので、駅の向こう、三宮駅わかりますかね?あそこの駅を超えてたとこに、たくさんあります」とのこと。TPと歩いて向かいます。

確かに、たくさんあるけれど、ここだ!と思ったお好み焼き屋さんに入って、タコのお好み焼きと、薄焼きネギを注文。まずもっておいしい。信じられないほどに軽く、それなのに記憶に残る味。

TPが追加で頼んだそばめしは、ぶっ飛ぶぐらいにおいしい。まず麺がおいしい、そして野菜もメシもおいしい。たまらない。ぶっ飛ぶ。

「また明日も、来よう」と言うとTPは頷きません。別のお店に行きたいらしい。それにしても美味しかった。

思わず、今日の宿からは遠いところに歩いて来たけれど、帰り道も楽しい。たっぷりおしゃべりしながら帰ります。