こぼさないように

電車の中でおむすびを食べて、

今日も荒川沿いを走ります。

がんばるぞ

おー!

往復するコースもしっかり身体に入っているものの、今日はほとんど練習していないのに、ずいぶん調子がいいと思ったら、折り返したら、ものすごい向かい風。つまり、追い風だったから走りやすかったのです。今日の銭湯は2番乗り。1番乗りだった方に話しかけると「風が強かったですね!」とのことで「そうですよね、行きがけはすごい調子がいいと思ったら、戻りが」「そうそう、私も今日調子いいなって思ったら」とおしゃべりします。今日は、昼からワークショップがあるから、長風呂はできません。

13時30分から参加したワークショップは、最終日です。おはようございますと挨拶すると、演出家の方と、アシスタントの女優さんから「マラソンどうだった?」と、話しかけてくれます。私は根がチキンなので、なるべくすみやかに短く話を終えようとするものの、さすがはプロの演出家とプロの女優さん、質問を重ねてくれ、ついつい調子に乗って、毎月5キロ走ってるなどと頬をピンクにしておしゃべりします。さ、今日もストレッチからの、ゲーム、そしていよいよチェーホフを通しで。私は演出の方から「もっと出してもいい」と言われました。もっと出してみると、かわいいイリーナでしたと言ってくださいました。参加者みんなで感想を言い合います。新潟から参加して、一週間カプセルホテルに泊まったひと。茨城県から、毎日通ったひと。神奈川から2時間かけて通ったひと。午後休取って参加するひと。もうすぐ試験だけど参加したひと。 一度あきらめたけど、また劇団に入りたいひと。4月から獣医さんとして働くのに、どうしても演劇を続けたいひと。夜のしごとをしながら市民劇団を主催しているひと。舌足らずのひと。朗読を習っているというひと。50歳以上のひとで一年通して演劇を作るプログラムに参加しているひと。メンヘラなひと、自信満々なひと、でも自信がないひと、人生を変えたいひと、 何度も参加しているひと、久しぶりにワークショップに参加したひと、そのなかにうっかり、私というひとが、オドオドと参加しただけのこと。全員の個性が、ぶつかることなく幅広い年令で、また別のワークショップにも参加したくなりました。またいつか会いましょう!と言って帰ります。

それにしても6日連続は、濃厚だった。帰り、電車に乗る気持ちにならず、歩いて帰ります。暴風のなかを、ひとりで。参加者の方から、演じるときにぶわっと別のひとになると言ってもらって、そうかしら?と思います。

胸の中のものを、一滴もこぼさないように。

何もしたくないので、お惣菜を買って帰ります。TPが仕事から帰ってきて「あら?早くない?」「そうよ、最終日だけお昼からよ」「聞いてなかった」私に早く会えて、うれしそうにしているように見えます。こういう自己肯定感が高くも低くもなくちょうどへそのあたりくらいで安定しているところが、私の長所だな、そう思います。