チェーホフ

神戸で観た映画のパンフレットが入っていたクリアフォルダーに、今日読む作文を入れて、ぶつぶつ読みながら出勤。

今日も閑散期。アンパンマンくらい描けるようになろうと練習して、隣席のUさんにもアンパンマン描ける?と尋ねると、さらっと描いてくれたものの、何か違うねと笑います。ドラえもん描けますか?と言うので、描けるよと描いているとUさんも描いています。「あら?なんか違う」と言うので覗くと、お目々ぱっちりのドラえもんじゃない何かが描かれていて、腹を抱えて笑って、写真撮ってもいい?とお願いして、写真撮らせてもらいました。あー、おもしろ。「元気がない日に、これ見て笑うわ」

おつとめさきに咲いている木蓮、たっぷりとふくよかに膨らんでいます。

そうだ、今日はHさんとラーメンを食べに行く約束をしている日。交差点ですれ違った中年男性が、ぎょっとしてこちらを見たと思ったら、しばらく歩くと「さっきの、うちの旦那」と言います。えっ。どうやら、今、離婚を切り出されていて、と身の上話をたっぷりと聞きます。家にお金を入れてくれないのに、酒を飲んで暴力的だとのこと、離婚したくないのか尋ねると、自分が買ったマンションの権利を奪われそうとのこと。そんなことを、あれこれと。目的のラーメン屋さんが定休日だったから、近くのインドカレー屋さんで、たっぷりと、話しを聞きます。

さて、今日も仕事から帰って、お風呂を沸かして、ワークショップへ。一応、勤務中に暗記したMさんの作文を、そらで読みます。最後は忘れて2行だけカンニングペーパー見たけれど。他の参加者たちはほぼ演劇経験者。私だけが、声が震えています。それでも、本当にファミレスでおしゃべりしているかのように聞こえたとか、自分の言葉みたいだったと感想を言ってもらって、心の底からうれしくなります。後半は今日もチェーホフ。むずかしいんだな、チェーホフさんって。家に帰ると、TPはくたびれてホットカーペットで眠っていました。そっと電気を消して、今日も刺激的だった一日を振り返りながら、私も寝ます。焼酎をグビッと飲んで、またグビグビと飲んで、ぐっすりと。